和栗が世界へ!
2025-06-13 17:06:32

和栗が世界に羽ばたく!春華堂の挑戦とWAGURIブランド化への道

和栗が世界に羽ばたく!春華堂の挑戦とWAGURIブランド化への道



2025年5月16日、フランスのカンヌで行われる第78回カンヌ国際映画祭。この映画祭の期間中に開催される国際文化交流イベント「JAPAN NIGHT in Cannes 2025」に、静岡県浜松市に本社を置く有限会社春華堂が、一般社団法人和栗協議会の一員として参加します。このイベントは、俳優・プロデューサーのMEGUMI氏がファウンダーを務め、日本文化の魅力を世界に発信するための重要な場となります。

和栗協議会の使命


和栗協議会は、生産者減少という日本の一次産業が抱える課題に対抗するため、「和栗(WAGURI)」という日本の素材に焦点を当て、国際的なブランド価値を築き上げることを目指しています。これにより、日本の農業経済を持続可能に発展させ、地域の生産者たちの収入向上を図ります。

春華堂の専務取締役である間宮純也氏は、カンヌでのイベントにおいて、「WAGURI」を世界ブランドへと育てる思いを熱く語ります。会場では、和栗ペーストを活用したオリジナルスイーツが提供され、日本の自然が生み出した高品質な味に多くの方々が驚きと笑顔を見せました。

地域資源を活かした取り組み


和栗協議会の活動は、地域資源の活用に力を入れています。和栗生産の減少が続く日本において、掛川を中心とする地域で2022年から始まった「遠州・和栗プロジェクト」では、和栗の魅力や楽しさを伝えるための様々な取り組みが行われています。このプロジェクトを通じて、全国各地の栗農家との連携を強化し、世界的なブランドである「WAGURI」の創出を目指しています。

また、和栗協議会が設立されてからの成果として、異業種の企業や自治体、農協、大学など、様々な組織が協力し、2024年には5つの専門部会を立ち上げました。これにより、生産・研究・技術・商品開発・広報など、多角的な支援が行われています。

春華堂の歴史と地域貢献


春華堂は1887年に創業し、地域に根付いた製菓会社として長年愛され続けています。「うなぎパイ」や和洋菓子の製造販売を行いながら、地域のつながりや新たな文化の創出に貢献しています。

館内のさまざまな取り組みとして、スイーツの工場見学や、お菓子を通じた学びの場を提供する場所も展開中です。これらの活動は、地域産業の持続可能な発展をサポートするための重要な柱となっています。

日本の農業を未来に繋げる


和栗協議会の理念は「地域間競争ではなく、地域間共創の取り組みへ。そして世界へ!」です。栗の生産が盛んな国際的な需要にも関わらず、日本国内では減少が続いている中、春華堂と和栗協議会は共に、日本の美味しい栗を世界に伝えるための挑戦を続けます。

今後も行政や生産者と手を組み、和栗の魅力を国際的に発信し続けることで、持続的な農業の実現を目指していきます。カンヌでのイベントは、その重要なステップとなることでしょう。

WAGURIを世界へ! 日本文化の魅力とともに和栗の美味しさを、多くの人に知っていただく機会となることを期待しています。


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