村上農園、広島城を金色に照らす小児がん啓発キャンペーンを支援
広島市に本社を置く株式会社村上農園は、今年も「Global Gold September Campaign」(グローバルゴールドセプテンバーキャンペーン)に協賛し、小児がんへの理解と支援を呼びかけます。このキャンペーンは、毎年9月の「世界小児がん啓発月間」に合わせて行われ、世界中の有名な建物や遺跡が金色に照らされます。これにより、小児がんの啓発と支援の必要性を広め、より多くの人々にその重要性を伝えることを目的としています。
広島での点灯式の開催
今年で5回目となる広島でのキャンペーンでは、広島城が象徴的な建物として選ばれました。点灯式は9月10日(水)に開催され、日没から点灯される広島城の姿が期待されています。式典には広島大学病院の岡田賢教授や、村上農園の代表取締役社長・村上清貴氏が出席し、特別な弦楽四重奏のコンサートも行われる予定です。このコンサートは、入院中の子どもたちに喜びと希望を届けるために企画されています。特に、広島大学出身のヴァイオリニスト・後藤明子さんによるパフォーマンスが注目されています。
地域に根ざした取り組み
村上農園は、1998年から「生命(いのち)を守る農ビジネス」というミッションのもと、健康的な野菜の生産に取り組んできました。特に、米国ジョンズ・ホプキンス大学でのがん予防研究を基にし、有用成分を高めた「ブロッコリー スーパースプラウト」を20年以上生産しており、その売上の一部をがん予防研究の支援活動に寄付しています。このような背景から、村上農園は小児がん啓発月間に賛同し、継続的に支援をする意義を感じています。
小児がんに対する理解を深める
村上社長は、「小児がんと向き合うお子さんたち、そのご家族に力になりたいという思いでこの活動を続けている」と述べました。昨年のコンサートに参加した子どもたちの笑顔が忘れられず、今年も入院中のこどもたちが少しでも楽しい時間を過ごせることを願っています。彼の思いには、広島の地域における小児がんに対する理解と支援の輪を広げるとの期待が込められています。
広島城ライトアップの詳細
点灯式の詳細は以下の通りです。
- - 日時: 9月10日(水)19:00~
- - 場所: 広島城お堀北側の公園
- - 出席者: 広島大学病院小児科の岡田賢教授、唐川修平講師、がんの子どもを守る会広島支部の藤川京子幹事、村上農園代表取締役社長・村上清貴
- - 弦楽四重奏: 後藤明子(ヴァイオリン)、今井千晶(同)、増田喜代(ヴィオラ)、宮本隆一(チェロ)
- - 点灯期間: 9月10日(水)~16日(火) 日没~22:00
- - 主催: 日本小児がん研究グループ(JCCG)
- - 運営: Global Gold September Campaign推進委員会
- - 協賛: 株式会社村上農園
- - 後援: 広島県、広島市、広島大学病院
結論
村上農園の取り組みは、地域社会における小児がんへの理解を深めながら、支援の輪を広げていく重要な役割を果たしています。これからの活動も期待され、希望の明かりを灯し続けることが求められます。さらなる多くの方々がこの活動に参加し、小児がんに対する理解を深めていくことを願っています。