ルネサンスの美を現代に伝えるBELLEZZAのジュエリーコレクション
ジュエリーブランドBELLEZZA(ベレッツァ)より、新しく発表されたネックレスシリーズが注目を集めています。このコレクションは、世界最古のジュエラーであるメレリオが手掛けたもので、ルネサンス時代の装飾美を現代の感性で表現しています。アーティスティック・ディレクターのロール=イザベル・メレリオが手がけたこの作品は、ラファエロの名画《一角獣を抱く若い女性》からインスピレーションを得たものです。
BELLEZZA GIARDINO(ベレッツァ・ジャルディーノ)
新シリーズの中でも特に目を引くのが、BELLEZZA GIARDINO(ベレッツァ・ジャルディーノ)のネックレスです。金色のチェーンに結びのディテールが施され、先端にはドロップ型のパールが輝きます。このデザインは、常に時代を超えた洗練さを持ち、着ける人に華やかさを与えます。
ルネサンスの庭をイメージしたこのネックレスは、トルマリンやエメラルドが美しく彩る自然の美を体現しています。特にトルマリンはターコイズの光を放ち、エメラルドはナヴェットやリーフカットで仕上げられ、深い色合いを持ちます。また、ピンクサファイアとダイヤモンドの花々が、精緻に彫金されたゴールドの蔓に寄り添うように装飾されています。これにより、さまざまな文化や自然の美しさが交錯する、ルネサンスらしい優雅な空間を感じさせる一品に仕上がっています。
BELLEZZA FIORI(ベレッツァ・フィオーリ)
続いて、ご紹介するのはBELLEZZA FIORI(ベレッツァ・フィオーリ)です。こちらのペンダントネックレスは、ルネサンスの華やかな花々を象徴する3つのデザインから成り立っています。ワイルドローズ、デイジー、ユリというモチーフが、幻想的なスタイルで胸元を彩ります。
ベレッツァ・フィオーリ・ローザ
ワイルドローズを象ったペンダントは、自然の美を表現したメレリオの代表的なモチーフのひとつです。1867年にスペイン王妃からの依頼で制作されたティアラと高さを同じくするこの作品は、1868年に行われたマルゲリータ王妃との婚礼のための作品にも影響を与えた歴史的なデザインです。これは、1960年代のヴィンテージ調ブローチからインスパイアを受けており、プラチナとエメラルドを利用した特別な作品となっています。
ベレッツァ・フィオーリ・マルゲリータ
デイジーモチーフを用いたペンダントは、愛や純潔、素朴さの象徴です。プラチナ製の花びらが風にゆらめく様子を見事に描き出し、その中央には淡いイエローのダイヤモンドが輝いています。ここに使用されているイエローゴールドのチェーンは、デイジーブローチを吊るし、結びのディテールとダイヤモンド・パヴェの球体によって仕上げられています。
ベレッツァ・フィオーリ・リス
さらに、ユリの花を模したデザインは「花の女王」と称され、フランス王家の象徴でもあります。この作品は力強さと優雅さを兼ね備えており、17世紀初頭にメレリオ家との交易を認めたマリー・ド・メディシス王妃へ敬意を表しています。ホワイトゴールドにピンクサファイアが嵌め込まれた花びらは、現代的な輝きを放ち、従来の技術との融合を感じさせます。
新たな歴史を紡ぐBELLEZZA
このように、BELLEZZAの登場によって、メレリオのコレクションには新たな命が吹き込まれました。ルネサンスの美を未来へと継承するこのネックレスシリーズは、個々のジュエリーが持つ物語性と、現代のファッションシーンにふさわしいデザインを兼ね備えています。伝統と現代の調和を表現したこの素晴らしい作品たちは、着用する人々に一層の輝きを与えることでしょう。
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