株式会社サンクゼール、未来に向けた組織変更と人事異動を発表
長野県飯綱町を本拠地とする株式会社サンクゼールは、組織変更と人事異動に関する重要なお知らせを発表しました。これにより、同社はより強固なブランド戦略を構築し、さらなる成長を目指す方針です。
組織変更の背景と目的
サンクゼールは、2021年から導入していたビジネスユニット制を見直し、事業本部制をスタートさせました。これは、経営の中核である「商品経営」をさらに進化させ、事業規模の拡大と効率的な運営を実現するためです。
近年の世界的なインフレの影響を受け、消費者の節約志向が高まる中、各事業のミッションが変化しているため、サンクゼールは各事業の目的を明確化し、リソース対効果の最大化に取り組む必要が生じました。その結果、ブランド単位での意思決定が求められ、事業本部を新設することで、ブランドの価値最大化を図ることが狙いです。
新たな組織構成
2025年7月1日からは、以下のような新しい組織構成がスタートします。
株式会社サンクゼールの主力事業である久世福商店が中心となり、業務を集中させる本部です。これにより、お客様に感動を提供する「MD・営業ユニット」や、おいしさの追求を進める「ものづくりユニット」、マーケティング戦略部などが統合され、一貫した事業の運営が期待されています。
北米・アジアなどの事業を統括し、各事業本部との連携を強化します。国際市場でのさらなる成長が促進されるでしょう。
コーポレート機能を一元化し、企業価値の向上を目指します。各部門との有機的な連携が図られます。
創業の原点であるサンクゼールブランドの機動力向上を目的として設立されます。
経営企画や内部監査の部門を設置し、企業の健全な運営を支えます。
人事異動の詳細
2025年の6月20日に実施される人事異動では、久世 良太氏が代表取締役社長として、久世福商店事業本部本部長も兼任します。また、久世 直樹氏が副社長、グローバル本部本部長に就任する他、様々な管理職が新たな役割を担うこととなります。従来の役職と新たな責任範囲が見直され、サンクゼールはより強固な体制へと進化していく準備を整えています。
今後に向けて
このような組織変更と人事異動は、サンクゼールがさらなる成長と発展を遂げるためのステップです。新たな体制のもとで、愛と喜びのある食卓を提供することを第一に、さまざまなチャネルを通じてお客様の期待に応えていくことでしょう。サンクゼールのこれからの展開に、ますます目が離せません。