福岡に誕生したアナログレコードの新しい拠点
2025年4月、福岡市にオープンしたアナログレコード専門店「Face Records TENJIN ONE FUKUOKA BLDG.」が話題を呼んでいます。このたび、FTF株式会社から発表された「福岡県アナログレコード白書」では、アナログレコードへの関心が高まっていることが明らかになりました。調査は、福岡県内の15歳から89歳を対象に実施され、500名が回答しています。結果は、アナログレコードがいかに現代の音楽シーンに根付いているかを示しています。
アナログレコードとの出会い
調査によると、福岡県民の65%が「レコードに触れたことがある」と回答し、そのうち30.5%が今もレコードを所有しているとのこと。さらに、15.6%の人が直近1年以内にレコードを購入した経験も持つとしています。これは、アナログレコードがコアな音楽ファンだけでなく、一般のリスナーにも支持されている証拠です。
現役の音楽メディア
実際、Face Records福岡店では、オープン以来3ヶ月で150台以上のレコードプレーヤーが販売され、新たにレコードを楽しむ人々が増えているとのこと。特に、SNSやYouTubeで新たな音楽を知った若者や、過去の名曲に再び興味を持つ世代が店舗に訪れています。「あえてレコードで聴く」という選択肢が、音楽の体験を豊かにする要素として機能しているのです。
アナログレコードの市場動向
2024年の音楽ソフト生産金額は前年比で減少したものの、アナログレコードの生産金額は大幅に増加し、126%の成長を遂げました。これは、アナログレコードが今もなお文化として根強い人気を誇っていることを如実に表しています。オープンしたばかりの福岡店においても、若者から年配層まで幅広い客層が店舗を訪れ、各世代のニーズに応えています。
人気タイトルと新たな発見
福岡店での人気タイトルには、若い世代は最新の音楽や親の影響を受けた楽曲を求める傾向があり、逆にアナログ原体験を持つ50代以上の世代もレコードを再購入する動きがあります。この現象は、音楽を持つことの喜びを実感させてくれると同時に、世代を越えて音楽が楽しむための媒介として機能していることを物語っています。
レコード未経験者の挑戦
Face Records福岡店には、「初めてレコードを手に取った」「人生で初めてプレーヤーを買った」といった声が相次いでいます。デジタルでの音楽体験が一般的な世代にも、レコードの特別な魅力が響いているようです。この動きは、アナログカルチャーが新しい世代の間でも広がっていくきっかけとなるのではないでしょうか。
不要なレコードの処分方法
そして、レコードの魅力が再評価される中で、実家や親戚に眠る不要なレコードを「欲しい」と思っている次世代のリスナーがいることも見逃せません。フェイスレコードでは、専門スタッフによる査定と買取サービスも行っており、コレクションの整理等においても安心して相談できます。
Face Records福岡店の詳細
- - 店舗名: Face Records TENJIN ONE FUKUOKA BLDG.
- - 営業時間: 平日 11:00~20:00 / 土日祝 10:00~20:00
- - 定休日: 商業施設に準拠
- - 所在地: 福岡県福岡市中央区天神 1-11-1 ONE FUKUOKA BLDG. 2F
アナログレコードの魅力を再発見するために、ぜひ福岡店に訪れてみてはいかがでしょうか。音楽の持つ力を感じる貴重な体験が待っているかもしれません。