服部百音とダニエル・ハリトーノフが奏でる新たな音楽の世界
音楽界で話題の若手ヴァイオリニスト、服部百音がダニエル・ハリトーノフと共に挑む新たなプロジェクト「STORIA LAB」が、今年8月にイタリア・シチリアで開催される著名な音楽祭「パレルモ・クラシカ国際音楽祭」に出演することが決まりました。
音楽祭出演の意味
「パレルモ・クラシカ国際音楽祭」は、2011年に始まり、世界中から集まった一流の音楽家が共演する国際的なイベント。今年で15回目を迎えるこの音楽祭は、地中海の美しい背景と共に、多様な音楽表現が交わる場として、多くの観客に愛されています。服部百音とダニエル・ハリトーノフは、そこでプロコフィエフやストラヴィンスキー、ショスタコーヴィチなどのロシア音楽の名曲に加え、服部隆之の作品にも挑戦します。
日本公演への道
この国際的な舞台での経験は、彼らにとって新たな音楽的視点をもたらすことでしょう。そして、その経験を活かした日本での凱旋公演「STORIA LAB 2025」も12月に東京、大阪、名古屋で開催される予定です。この公演では、同じプログラムで、シチリアでの演奏を反映させた深い音楽体験を楽しむことができます。
「STORIA LAB」の概要
「STORIA LAB」は、まさに音楽の実験室を意味します。服部百音は、伝統的な枠を超え、現代に通じる新たな音楽の可能性を探求する演奏会を目指しています。この試みは、ダニエル・ハリトーノフとの共演によって新たな音楽体験を生み出すことでしょう。異なる文化を持つ観客との対話を通じて、音楽の感動や新たな発見を共有する機会になります。
日本公演でのプログラム
里井公演で演奏される予定の曲目は、プロコフィエフのヴァイオリン・ソナタ第1番や、ストラヴィンスキーの「妖精の口づけ」からのディヴェルティメント、ショスタコーヴィチのヴァイオリン・ソナタ作品134、そして服部隆之の「THE世界遺産『Les enfants de la Terre~地球のこどもたち~』」です。
この最後の曲は子どもたちへの深い愛情を込めたメッセージが詰まっており、未来への希望を象徴しています。壮大なメロディをぜひホールでご体感してください。
公演詳細
- - 東京公演: 12月2日、浜離宮朝日ホール
- - 大阪公演: 12月3日、あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール
- - 名古屋公演: 12月4日、宗次ホール
入場料は全席指定で東京・大阪が8,000円、名古屋の詳細は宗次ホールのHPをご確認ください。
「STORIA LAB」は、音楽の新たな側面を探る素晴らしい機会です。これからも音楽の旅を通じて感動を共有していく彼らの姿を見逃さないでください。