福岡ライジングゼファー、静岡に勝利しプレーオフ進出を決定！

福岡ライジングゼファーが静岡に完勝、プレーオフ進出決定！

2025年3月8日、福岡の照葉積水アリーナにおいて、B.LEAGUE 2024-25シーズンの試合で福岡ライジングゼファーがベルテックス静岡と対戦しました。この試合を84-60で制した福岡は、見事に2年連続のプレーオフ進出を果たしました。

試合の流れ

前半の圧倒的な展開

まず、試合が始まると福岡は第1クォーターから強力なディフェンスを展開し、主導権を握ります。特に、#25バーレルのブロックから#24谷口が放った3Pシュートが決まり、福岡の勢いは加速します。#5ランダルもインサイドでの攻撃を強化し、得点を重ねました。一方、静岡は#16橋本選手や#10陳岡選手の3Pシュートで応戦しましたが、福岡の攻撃陣には容易に寄せ付けません。

第2クォーターに入り、福岡はさらにリードを広げます。高い集中力を維持するランダルがオフェンスを引っ張る中、静岡は#3岡田選手と橋本選手がアウトサイドから得点するも、福岡のリバウンド力が目立ち、前半終了時には51-29と22点のリードを奪います。

後半の逆転を許さない守り

後半に入ると、福岡は冷静にゲームを運びつつも、静岡の反撃を許しません。第3クォーターの立ち上がりでは、バーレルが連続ブロックを決め、静岡の攻撃を封じ込めます。静岡の#11増田選手がスティールから得点を奪うも、谷口が再度ブロックで応戦し、福岡のペースは崩れません。

最終クォーターでは、#12寒竹の3Pシュートが決まり、アリーナの盛り上がりが最高潮に達します。最終的にはアギラールのワンハンドダンクシュートが決まり、84点目がプレーオフ進出を決定づける重要な一撃となりました。

監督と選手のコメント

試合後、浜口炎ヘッドコーチは「選手たちが準備したことを十分に遂行した」と評価し、オフェンスとディフェンスの連携が良好であった点を強調しました。また、次の対戦相手であるアルティーリ千葉に向けての意気込みも語りました。

選手たちのコメントも印象的です。西川貴之選手は、「自分たちのペースで試合ができた」と振り返り、プレーオフ進出が決まった瞬間に特別な喜びを感じたと述べました。寒竹隼人選手は、緊張感を持ちながらもチーム全体でアウトサイドを守ったことが勝因だと分析しました。