調剤薬局界の新星、雄飛堂グループが持株会社エアロノートHDへ移行

雄飛堂グループ、持株会社エアロノートHDへの移行

2025年1月1日付で、調剤薬局の雄飛堂グループが持株会社「エアロノートHD」に組織の再編を行いました。この新たな体制により、グループ全体のシナジーを最大限に引き出し、地域住民の健康維持や増進に力を入れることを目指しています。新しい代表取締役社長には雄飛堂の齋藤晴美氏が就任し、Tokyo Tea Tradingの社長には齋藤充弘氏が昇格します。

新たな設立背景

雄飛堂は、1949年に設立された地域密着型の調剤薬局であり、現在は首都圏を中心に44店舗を展開しています。今回の持株会社化の狙いは、意思決定の迅速化と各事業会社の専門性を活かすことにあります。新設されたエアロノートHDは、その名の通り、雄飛堂の屋号の由来となった飛行船と関連しており、業界内でのブランド価値向上も期待されています。

ヘルスケア事業の革新

調剤薬局は、少子高齢化が進む現在、地域住民の健康を包括的にサポートする役割を担っています。エアロノートHDがこれまでの調剤業務から更なる進化を遂げ、自然食品やサプリメントなどのヘルスケアサービスを革新していく方針を示しています。また、今回の再編によって、地域包括ケアの強化や患者さまの利便性向上に向けた取り組みも加速することが見込まれています。

社長陣の紹介

齋藤晴美（雄飛堂代表取締役社長）

齋藤晴美氏は、明治薬科大学を卒業後、持田製薬に入社。その後、プレファム（現雄飛堂）にパート薬剤師として入社し、正社員に転向した後は薬局事業部長として活躍。2025年に代表取締役社長に就任し、今後のヘルスケア事業の拡大に尽力することが期待されています。

齋藤充弘（Tokyo Tea Trading代表取締役社長）

齋藤充弘氏は、明治大学を卒業後、様々な企業での経験を積んできた実力派。流通事業部長から代表取締役社長に昇格し、茶葉の輸入や卸販売を行うTokyo Tea Tradingを更なる成長へと導く役割を果たします。

今後の展望

エアロノートHDの設立により、それぞれの事業がもつ専門性が活かされつつ、各社の連携がより強化されることが期待されます。これに伴い、地域密着型のサービスの充実とその質の向上が実現されるでしょう。また、今後も新しいビジネスモデルを模索しながら、地域の健康サポートに努める姿勢は変わらないと見込まれています。私たちも、今後の雄飛堂グループの展開に注目していきたいと思います。