新たなる挑戦『BUGS Endless Battle Royal』
2月2日、イオンシネマ シアタス調布にて、全世界に先駆けて『BUGS Endless Battle Royal』のワールドプレミア上映が行われ、話題に沸きました。本作は、2022年に公開された『BUGSⅡ』の続編ではなく、完全に新しいプロットを持つ作品です。この作品にまた新たにカムバックしたのは、もちろんBro.KORN。彼は乳がんを克服した後、復帰作としてこの映画を選びました。
舞台挨拶では、Bro.KORNと監督で主演のBILLYが登壇。ファンに向けて自身の思いを語り、感謝の意を表しました。特にBro.KORNは2023年に乳がんを発症し、2024年1月に手術を受けたことを自身のInstagramで明かしています。その彼の強い意思が映画という形で表現されています。
BILLYは引き続き脚本、監督、編集を手掛け、主人公「名無し」役を演じています。若手俳優によるアクションリハーサルは、2024年1月からスタートしましたが、撮影途中、BILLY監督の母親が急死し、延期が懸念されたものの、予定通り進行されました。
ワールドプレミアでは152席が完売し、当日券の販売はないとしていたにも関わらず、多くのファンが劇場に訪れ、長蛇の列を形成。スタッフはその対応に追われる事態となりました。舞台挨拶後には、BILLYがサプライズでジョー山中の名曲「人間の証明」を披露し、感動を与えました。
映画『BUGS Endless Battle Royal』は、主人公である名無しの娘が臓器移植を必要とする状況からスタートします。24時間以内に臓器を運ばなければ、娘の命が危険にさらされるという過酷なゲームに彼女は巻き込まれ、反社会的勢力や殺し屋から命を狙われるという展開が待ち受けます。
この作品には個性豊かな俳優陣が集結。白竜がフィクサー役、ROLLYが反社会的勢力の組長役、杉本彩が刑事役、さらに錦織一清が医師役という多彩なキャラクターが揃います。また、お笑いコンビのテツ&トモのテツが新聞記者役で登場し、期待を裏切らない演技を見せます。さらに、歌手のmisonoも重要な役割で出演しており、2019年に他界した内田裕也の映像が劇中に登場するなど、話題満載です。
久々に映画出演を果たした錦織一清ですが、スケジュール上の理由から舞台挨拶には参加できなかったものの、ビデオメッセージで撮影中のエピソードを披露し、観客を笑わせました。
『BUGS Endless Battle Royal』は2025年3月7日、渋谷ユーロライブを皮切りに全国で順次上映される予定で、各地で舞台挨拶も行われる予定です。また、この作品はサンダンス映画祭やスラムダンス映画祭など、海外の映画祭にも正式出品されており、インディーズ映画の新たな門出として多くの期待が寄せられています。
上映スケジュールはオフィシャルXまたは公式ウェブサイトで随時更新されるとのこと。興奮と期待が高まる中、多くの人々の心をつかむ『BUGS Endless Battle Royal』に注目です。