株式会社エンドレスがカレットを子会社化し、アクセサリー市場の新たな展開へ

株式会社エンドレスがカレットを子会社化

株式会社エンドレスが、アクセサリー業界において新たな展開を行うことを発表しました。近年、エンドレスは多様なアクセサリーブランドを展開しており、今後その戦略が加速することが期待されています。具体的には、エンドレスの傘下に新たに株式会社カレットを子会社として迎え入れるというものです。この動きは、エンドレスが展開しているアクセサリーパーツの専門店「PARTS CLUB（パーツクラブ）」や、手頃な価格で楽しめる「LUNA EARTH（ルナアース）」などのブランドラインと融合し、さらなる市場拡大を目指す一環です。

エンドレスの現状と展望

エンドレスは、330円から990円という価格帯を中心にした製造小売型のビジネスモデルでアクセサリー市場をリードしています。現在、ルナアースを中心に国内63店舗を展開しており、目標は200店舗に拡大することです。この点からも、エンドレスの成長意欲はうかがえます。新しく採用したカレットは、1,000円から3,000円の中価格帯のアクセサリーを扱っており、店舗は主にショッピングセンターに14店を展開しています。カレットの製品には、質感やデザインにこだわった商品が多く、高い顧客評価を獲得しているため、エンドレスにとっては非常に強力なブランドとなります。

サポートするスタッフによるていねいな接客も、カレットの強みの一つ。年商は約7億円となり、今後の成長が期待される企業であることは間違いありません。

ブランド力と接客の融合

エンドレスは、カレットが持つブランド力と接客ノウハウを自身のオペレーションや商品開発力と融合させることで、アクセサリー事業における多層化を図ります。この組み合わせにより、より幅広い価格帯と世界観を持つ製品の提供が可能となり、消費者からの信頼をさらに高めることが期待されます。

エンドレスは、ルナアースブランドで年間20店舗、カレットブランドで5から10店舗の新規出店を計画しており、将来的にはカレットブランドのみで全国100店舗体制を目指します。また、中価格帯市場において日本のアクセサリーメーカーとの連携を強化し、高品質かつデザイン性に優れた商品を展開します。

グローバル展開の可能性

さらに、将来的にはカレットブランドの海外進出も視野に入れており、中国を中心とした生産と物流ネットワークを活用したグローバルな展開を計画しています。エンドレスは、挑戦と変化を恐れず、真に価値のあるアクセサリーと体験を顧客に提供し続ける企業であることを目指しています。新たにカレットを迎え入れたことによるシナジー効果が今後、どのように実現されるか、非常に楽しみです。