台湾の産後ケア専門ブランド『紫金堂』が日本に上陸
この度、台湾に本社を置く産後ケア専門の『紫金堂』が、日本において初めてそのサービスを展開することが決定しました。2025年1月8日から、台北発の薬膳飲料が日本国内で販売されることになり、母親たちの健康ケアに新たな選択肢を提供します。
台湾式産後ケアの魅力
台湾では、産後ケアが大きな産業として発展しており、世界中で最も高水準と言われています。特に、中医学の考えに基づいた食事とケアは、多くの女性に支持されています。日本においても、産後の健康に焦点を当てた専門的なサービスはまだ少なく、特に自宅で手軽に利用できるサービスのニーズが高まっています。
株式会社ベルサティーラが取り扱う『紫金堂』は、母親自身の体を大切にするための『台湾式産後ケア』を、日本に根付かせることを目指しています。今後は産後だけでなく、流産ケアや更年期ケア、月経ケアまでをサポートする幅広い商品展開を行っていく予定です。
取り扱い商品とその特徴
薬膳飲料
『紫金堂』が日本で販売開始するのは、全7種類の薬膳飲料です。特に注目したいのは、産後養生ドリンク3種セットです。
- - 産後紅なつめ茶:防腐剤無添加で、自然な甘さが特徴。
- - 黒豆水:栄養素をそのまま保持した凝縮飲料。
- - ぬくぬく茶:体を温める効果が高い濃厚なブレンド。
これらの飲料は、ひと手間なしですぐに飲める状態で提供されます。高温で抽出された栄養がそのままパウチに封入されており、手軽に女性の養生を実現できる、現代的な健康飲料です。また、甘味料や保存料は無添加であり、安心して日常生活に取り入れられます。
薬膳スープセット
2025年春以降には、本格的な薬膳スープの提供も予定しています。このスープは、鍋で煮るだけで簡単に栄養満点の食事が楽しめるよう設計されています。体を整えるためのスープが、必要な栄養素をバランスよく摂取できるように工夫されています。
日本における産後ケアの現状
2021年には産後ケア法案が施行され、徐々に施設が増えているものの、専門的な栄養サービスは依然として不足しています。このため、多くの母親は自宅でのケアに頼らざるを得ない状況です。『紫金堂』は、そうした女性たちにとっての支えとなることを目指します。
台湾と日本の違い
台湾では、267施設の政府認可を受けた宿泊型産後ケア施設が存在し、産後ドゥーラや食品デリバリーサービスも整っています。これに対し、日本はまだまだサービスの普及が進んでいないのが現状です。『紫金堂』は、自宅で気軽に台湾式のケアを行える製品を通じて、そのギャップを埋めていく試みをしています。
まとめ
台湾式の産後ケアを日本へと持ち込む『紫金堂』は、母親の健康や心の安らぎを重要視した新たな選択肢を提供します。薬膳の力で、これまで以上に女性たちが自分の体をいたわることができる時代が訪れることを期待しています。