持続可能なファッションの新たな波 - Good broken charm
昨今、アップサイクルファッションが注目を集める中、特に目を引くアプローチを展開するブランド「Good broken charm」が、都内で新たなコレクションを発表しました。このブランドは、知的障害のある弟が日々書いた文字を再編集し、古着に新たな視点を加えることをコンセプトとしています。
特別選抜賞を受賞した背景
「Good broken charm」は、Tokyoがこれからのファッション拠点として発展することを目指す「Next Fashion Designer of Tokyo 2026(NFDT)」のデザイナー育成コンクールで特別選抜賞を受賞しました。2026年3月に開催される「FDAT2026Exhibition」では、このブランドの新作が初披露される予定です。
アップサイクルレーベル「続」の誕生
今回発表された「続」は、知的障害のある弟が書いた文字を利用して古着や役目を終えたファッションアイテムにプリントする新しい挑戦です。弟の視点を取り入れることで、着なくなった衣服に新たな物語や価値を付け加えています。このようにして、障害のある人のアートを特別視するのではなく、生活の一部として自然に取り入れられることを目指しています。
制作の背景と展示会の魅力
展示会では、参加者は弟の実筆作品とその制作過程というブランドの成り立ちに触れることができるため、非常に興味深い機会です。ファッションだけでなく、福祉と文化のクロスオーバーが如何にして形成されているかを理解する良い機会になることでしょう。
デザイナーのビジョン
このブランドを展開するのは、明治大学在学中の若手デザイナー、加藤海凪さん。彼は2025年に株式会社SAFEIDを設立し、カルチャーと福祉の相互作用を探求しています。さらに、「!⇆!(インターチェンジ)」というイベントを開催し、障害のある人とない人が自然に交わる環境作りにも注力しています。また、加藤さんは「よだれかけをおしゃれにする」というプロジェクトを初め、多様な取り組みを続けています。
展示会詳細
次回のFDAT 2026 Exhibitionは、2026年3月18日(水)から3月20日(金)までの開催予定で、特に20日は一般来場が可能ですので、興味のある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。会場は、WITH HARAJUKU HALL(東京都渋谷区神宮前1-14-30)で、デザイナーによる直接の質問や相談ができる絶好の機会です。
まとめ
「Good broken charm」の取り組みは、ファッションの枠を超えて新たなカルチャーを生み出しています。障害のある人のアートに注目し、古着に新たな価値を加えるこの試みは、今後のファッション界にも影響を与えることでしょう。持続可能なファッションの未来、そして障害のある人たちの表現を尊重した新しいスタイルを体験するために、ぜひ展示会に訪れてみてください。