小豆島のオリーブオイル、20年の軌跡とその魅力
小豆島の温かな土壌と太陽の恵みを受ける井上誠耕園は、116年の歴史を持つ農園です。12月4日から新たに発売される美容用「エッセンシャルオリーブオイル」は、特別な一滴として愛されています。今回は、その誕生の背景や魅力に迫ります。
オリーブと共に生きる歴史
小豆島のオリーブ栽培は、1946年に始まりました。初代の井上太子治が56本の苗木を植えたことから、井上誠耕園はスタート。1970年には化粧用オリーブオイルの自社製造が開始され、現在は三代目の井上智博がそのバトンを引き継いでいます。彼は2000年に自ら搾油機を購入し、オリーブの果実に対する深い理解を深め、独自の「エッセンシャルオリーブオイル」を開発しました。
極上の「天成りオリーブ」
三代目園主が特にこだわったのが「天成りオリーブ」と呼ばれる、木の天頂部で育つ極完熟果実です。傷一つないこの果実は、太陽の光をたっぷり受けて育ち、ポリフェノールの含有量が程よく、肌に優しいオイルが搾れる特性を持っています。
この果実を使用したエッセンシャルオリーブオイルは、オリーブの生命力と陶酔するような香りを一瓶に凝縮した貴重な商品です。製造過程での細かな注意と配慮が、他では味わえない品質を実現しています。
20年の感謝と願い
発売から20年、エッセンシャルオリーブオイルは毎年ごくわずかしか搾油されないため、非常に貴重です。具体的には、1本の木からの収穫量がわずか10分の1ほど。昨年は強剪定作業により、果実の品質が向上し、今まで以上の香りと使用感を楽しむことができると園主は語ります。
使い方と特徴
このオリーブオイルは、朝晩のお手入れの最後に一滴、化粧水などで整えた肌になじませます。まずは香りを楽しんでほしいと園主はアドバイスしています。若草のような爽やかさとフルーティさが特徴で、使用することで肌と心が満たされます。
商品概要
- - 商品名: 井上誠耕園産エッセンシャルオリーブオイル
- - 内容量/価格: 30mL/11,000円(税込)
- - 販売予定: 12月4日(水)より発売開始(限定生産品)
- - 販売方法: 井上誠耕園直営ショップ、または通信販売
- - 使用URL: 井上誠耕園ショップ
井上誠耕園の魅力
瀬戸内海に面する小豆島はオリーブの島として知られ、井上誠耕園は四代にわたって農業を営んできました。オリーブと柑橘の栽培から加工、販売までを手がけ、小豆島の魅力を広めている農園です。現在も約160名のスタッフが一丸となり、代々の知恵と技術を生かしています。
この冬、限られた数量で発売されるエッセンシャルオリーブオイルは、まさに自然と人が織りなす芸術品。小豆島の恵みを肌で感じる特別な体験をぜひお楽しみください。