2024年度SANYOアワード表彰式が華やかに開催
株式会社三陽商会は、2024年度の優れた成績を収めた売場や商品を称える「SANYOアワード」の表彰式を6月6日、東京都新宿区の本社にて行いました。600を超える来場者の中には、全国の売場や企画部門からの代表者も参加し、リモートでの参加も可能な形式が取られました。
表彰の対象
「リテール部門」では、775の売場から、年間予算を達成した34の売場が選出されました。選考基準には、予算達成率や前年比の実績などが考慮され、優秀な成績を残した売場が賞を受けました。また、「プロダクト部門」では、各ブランドからエントリーされた22の商品がノミネートされ、特に優れた3商品が「優秀賞」に選ばれたほか、環境に配慮した商品に贈られる「サステナブル賞」も設立され、新しい取り組みが評価されました。
表彰式では、受賞商品や売場の中から、特に優秀な成果を挙げた「社長賞」と「準グランプリ」が発表され、皆でその功績を称えました。三陽商会では、こうした表彰を通じて社員のエンゲージメントを向上させることを目指しています。
SANYOアワードの歴史
三陽商会は1986年から「全国優秀販売員表彰式」を行ってきましたが、2017年からは名称を「SANYOアワード」に変更し、企画部門も対象に加えました。2022年度には、サステナブルな商品開発を促すため「サステナブル賞」が新設され、より広い範疇での優秀な成果を称賛しています。
リテール部門の特筆すべき受賞者
リテール部門において、特に優秀な2つの売場が「社長賞」に輝きました。ポール・スチュアートの東武百貨店池袋店とマッキントッシュ ロンドンの軽井沢・プリンスショッピングプラザが選ばれました。これらの売場は、業績への貢献度が非常に高く、他の売場からも高い評価を受けています。
さらに、準グランプリには3つの売場が選出され、ブルーレーベル・クレストブリッジの銀座三越店やラブレス青山店も受賞しました。これらの売場は、顧客に魅力的な商品を提供し続けており、その努力が認められました。
プロダクト部門の受賞商品
プロダクト部門では、特に注目すべきは、ポール・スチュアートの「BLACK OF BLACKs スタンドカラーコート」です。この商品は、特殊な染色技術を用いて深みのある黒を実現し、ビジネスシーンにも適応できるデザインが魅力です。さらに、アマカの「光電子ニットジャケット」や、サンヨーコートの『青森ダウン』も優秀賞を受賞し、その機能性とデザインが高く評価されました。
また、サステナブル賞にはマッキントッシュ ロンドンの「バイカラータフタショートコート」が選ばれ、リサイクルポリエステルを使用したデザインが話題となっています。このように、三陽商会は環境への配慮とファッション性を両立した商品提供に取り組んでいます。
代表者の言葉
表彰式にて、代表取締役社長の大江伸治氏は、コロナ禍を乗り越えて開催できたことに喜びを示し、社員の努力に対する感謝の意を述べました。この取り組みは、ただの表彰に留まらず、今後の成長を目指す原動力となることを強調しました。今後も売場や商品開発の両面から更なる成果を期待しています。表彰された皆さまの今後の更なる活躍に期待が寄せられます。
このSANYOアワードを通じて、三陽商会が目指す高品質な商品開発と優れた販売力の実現を期待しましょう。