エディンバラに誕生したストラスベリーの新旗艦店
2025年2月、スコットランドのエディンバラに新たにオープンしたのは、ラグジュアリーレザーグッズブランド「STRATHBERRY(ストラスベリー)」の旗艦店です。この店舗は、エディンバラ旧市街の象徴的な場所、ヴィクトリアストリートに位置し、既存のマルトリーズウォーク店に次ぐ2店舗目の出店となります。ロンドンのバーリントンアーケードやコヴェントガーデンに続く英国4店舗目の意味を持つこのお店は、ブランドの魅力を直接体験できるスポットとして訪れる人々を魅了しています。
ヴィクトリアストリート店の特徴
新しい店舗のデザインは、ストラスベリーの世界観がしっかりと反映されています。現代的でありながらも温かな雰囲気を持つこの空間では、洗練されたインテリアがブランドのラグジュアリーな製品とうまく調和しています。カラフルな外観は、歴史ある街並みと完璧に融合し、ヴィクトリアストリート全体の魅力を一層引き立てています。
店内デザインは、DRAW Creative Designとの共同作業により実現され、「STRATHBERRY ラウンジ」というコンセプトからインスピレーションを得ました。ブランドの本社のエッセンスを取り入れたこの場所は、訪れる人々がリラックスできる居心地の良い空間です。
デザインへのこだわり
新たなストラスベリーの店舗では、クラフトマンシップと美しいディテールにこだわったデザインが施されています。歴史的なアーチ型やモールディングの要素を活かし、特別に調達したスコットランド製の鋳鉄暖炉も設置されています。高い天井や修復された前扉にはポリッシュド・ブラス製のハンドルが備えられ、伝統的な要素と現代の感覚が見事に融合しています。
オーク材や真鍮のアクセント、柔らかな照明が落ち着いたラグジュアリーな雰囲気を作り出し、訪れる人々が心地良く感じる環境を提供しています。
サステナビリティへの意識
STRATHBERRYは、クラフトマンシップと環境への配慮を大切にしており、新店舗でもサステナビリティに関する取り組みがなされています。リサイクル可能な素材を使用した天然コルクの壁パネルや、再生素材を使用した特注のテーブルが導入されました。また、ウィンドウディスプレイには職人技を讃えるミニチュアシーンが展開され、ブランドのクラフトマンシップへの強いこだわりが際立っています。
アートとのコラボレーション
店舗内では、スコットランドのアーティスト、ヘイリー・マクリリックによる特注ウォールアートが展示されています。彼女の作品は、ストラスベリーのシグネチャーカラーにインスパイアされ、空間に温かみを与えています。額縁には地域産のオーク材が使用されており、重要なクラフトマンシップを称賛する意味を持っています。
ヘイリーはこのコラボレーションを「STRATHBERRYとの共通する価値観から自然に生まれた」と語り、彼女のアートワークが自然の風景とブランドの製品に見えるアースカラーを結びつけていることを述べました。
ブランドの思い
ストラスベリーの共同創設者リーアン・ハンドルビーは、新店舗オープンについて喜びの声を上げました。「エディンバラのヴィクトリアストリートにストラスベリーがオープンできることを誇りに思います。この歴史的な場所は私たちのデザインに多くのインスピレーションを与えてきました。クラフトマンシップや美しいディテールと文化を重んじながら、皆様とのつながりを楽しみにしています。」と語っています。
STRATHBERRYは、2013年にガイ・ハンドルビー氏とリーアン・ハンドルビー氏がエディンバラで設立したブランドです。熟練の職人が手作りするバッグは、スペイン製の最高品質なレザーを使用し、独特のバークロージャーやミニマルなデザインが特徴です。多くの名だたるセレブリティやエリート層に支持されているこのブランドの新しい店舗は、今後も注目のスポットになることでしょう。