コーセー、消費者庁長官表彰を2年連続受賞!
株式会社コーセーが令和6年度消費者志向経営優良事例表彰で、消費者庁長官表彰を2年連続で受賞したことが発表されました。この賞は、消費者志向経営に関する優れた取り組みを評価するもので、コーセーがなぜ再度この名誉を手にしたのか、その理由と取り組みについてご紹介します。
多様な取り組みでウェルビーイングを促進
2025年に行われた表彰式では、消費者庁長官の新井ゆたか氏とコーセーの常務取締役 澁澤宏一氏が登壇し、その取り組みが高く評価されました。コーセーは、NPO法人と連携し障がいを抱える方々向けにメイクアップセミナーを開催し、また地域社会と協力して紫外線対策を促進する活動を行っています。
特に、手が不自由な方にも簡単にできるメイクテクニックを教えることは、コーセーの「一人ひとりの美しさに寄り添うアダプタビリティ」という考えを象徴しています。この取り組みを通じて、多様な消費者のニーズに応える姿勢が評価されました。
環境・地域貢献への取り組み
さらに、コーセーは環境にも配慮したマーケティングを実践しています。販売が完了しなかった商品をお求めやすく提供する試みや、購入者参加型の環境意識向上を目的としたクイズを実施しています。商品の売上の一部は、環境保全活動に寄付されており、地域社会への貢献も果たしています。これらの取り組みは、持続可能な生産と消費を目指す上での大きな一歩と言えるでしょう。
脳卒中による障がい者支援と国際的視点
コーセーは、脳卒中による障がいを抱える方々に向けて、メイクに関するセミナーを開催しています。このセミナーでは、参加者に実際に使いやすい商品デザインやメイクテクニックを実践し、個々のニーズを反映した新商品開発も計画されています。
また、紫外線対策プロジェクトでは、スポーツチームに所属するメンバーを対象にした啓発活動を通じて、健やかな肌づくりをサポート。次世代を担う子供たちへの肌ケア意識の重要性を教育する取り組みも行っています。
結論
コーセーの取り組みは、単なるビジネスの範囲を超え、消費者一人ひとりのライフスタイル、ニーズに寄り添う「アダプタビリティ」のもと、社会全体への貢献を果たしています。今後もコーセーの活動から目が離せません。持続可能な社会への道を共に歩むパートナーとして、ますます期待が高まります。