湘南美容クリニックの皮膚科全体統括を務める西川礼華医師が、韓国のソウルで開催された国際医学会「ASLS KOREA 2025 Autumn Congress」において、専門的な研究成果を発表しました。このカンファレンスは、美容医療の分野において最も権威あるイベントの一つで、世界中の専門医が集まり、最新の知見や技術がシェアされる重要な機会となっています。
西川医師の発表は、下まぶたの引き締めに関するRF(高周波)治療の選択方法についてのものです。彼女は豊富な臨床経験とデータを基に、複数のRFモダリティを比較し、それぞれの皮膚特性や治療目的に応じた最適な治療法を導き出す手法を紹介しました。具体的には、エビデンスに基づく選択基準を提示し、症例ごとのアプローチ方法を解説。これにより、美容医療がただ見た目を改善するだけではなく、個々に応じたQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を向上させるものであることを強調しました。
西川医師の発表は、会場での参加者から多大な関心を集め、国際的にも注目される結果となりました。特に、美容医療分野における科学的なアプローチの重要性が認識され、今後の治療方針にも大きな影響を及ぼすことでしょう。
近年、技術革新が進む美容医療の分野では、単に新しい技術を導入するだけでなく、専門知識の伝達や国際的な連携の重要性が一段と増しています。患者様の多様なニーズに応えるためには、先進的な技術を取り入れつつ、グローバルな視点を持つことが不可欠です。
湘南美容クリニックを運営するSBCメディカルグループは、今後も国際学会や研究機関との交流を通じ、前向きな医療の取り組みを世界に発信すべく努力を続けます。モダリティの選択肢拡充により、患者一人ひとりにとってベストな治療を提供することを目指しています。
「ASLS KOREA 2025 Autumn Congress」の詳細は以下の通りです。
- - 開催地: COEX Convention Center Hall C(韓国・ソウル)
- - 日程: 2025年10月11日(土)~2025年10月12日(日)
西川医師の活動についても触れておきたいと思います。彼女は横浜市立大学医学部を卒業後、2015年に湘南美容クリニックに入職し、美容皮膚科医としてキャリアをスタート。その後、2018年には皮膚科全体統括に就任し、治療開発や医療技術の教育、安全管理に幅広く携わっています。彼女のエビデンスに基づく医療の推進に対する情熱は、国内外での学術活動にも表れており、2023年にはSBC東京医療大学の客員教授としても活動しています。
湘南美容クリニックは、美容医療を通じて人々の生活をより良くしていくことを目指しています。医療の発展とともに、多様なクリニックブランドを展開するSBCメディカルグループは、今後も世界中の人々の幸せに寄与し続けていくでしょう。