biontoがメドテックのイノベーションプログラムで優秀賞を受賞

株式会社biontoが、日本橋を拠点とする一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン（LINK-J）が主催する「LINK-Jアカデミア発メドテックイノベーター発掘プログラム Premium Networking Day2025」において、優秀賞を受賞したことをお知らせします。このプログラムは、医療機器やデジタルヘルス、ヘルスケアサービスに関連する事業の立ち上げを目指す研究者や医師に向けた支援を行うもので、biontoはその中で特に優れた成果を挙げました。

LINK-Jは、産学官が連携し、アカデミア、STARトアップ、大手企業、ベンチャーキャピタルといった多様な組織をつなぐエコシステムを構築し、ライフサイエンス分野におけるイノベーションを推進する重要な役割を担っています。このプログラムでは、未認知の優れたアイデアや技術を持っているチームが選出され、各種の賛助機関との出会いを促進します。

biontoが発表したテーマは「経皮DDSデバイスの開発」。この技術は、薬物を皮膚を介して効率的に投与することができる革新的なアプローチです。13チームが参加し、LINK-J会員アカデミアから推薦された候補も含まれ、厳正な審査が行われました。その結果、優秀賞として6チーム、オーディエンス賞が1チーム選ばれ、biontoはその中の優秀賞を見事に受賞しました。

2025年12月13日に日本橋ライフサイエンスハブで開催されるこのイベントは、オフラインとオンラインでの開催が予定されており、スタートアップや研究者同士の交流が行われる場となります。biontoの代表取締役である妹尾浩充氏は、「当社のビジョンを実現するために、こうした機会を得られたことを大変嬉しく思います。これからも私たちは生体イオントロニクスデバイスの開発に励み、多くの人々に貢献していきたいと思っています」と述べています。

biontoの成長は着実に進んでおり、今後も技術革新を通じて医療の現場に貢献できることを目指しています。彼らの活動は、未来の医療のあり方を変える可能性を秘めており、その進展が大いに期待されます。私たちの日常生活をより良くするための研究が進む中、biontoの活動にも注目が集まります。今後の展開に是非とも注目してください。