佐賀大学とsagairが共同開催する土産品パッケージ発表会の魅力
2025年3月21日(金曜日)、九州佐賀国際空港内のスーベニアショップ「sagair(サガエアー)」前イベントスペースにて、佐賀大学芸術地域デザイン学部とさが県産品流通デザイン公社による「土産品パッケージデザイン発表会」が開催されます。このイベントは、佐賀県の魅力を県外へのPRとともに土産品を通じて広く発信しようとする素晴らしい取り組みです。
この発表会は、実際に県産品の魅力を生かしたパッケージデザインを大学生が考え出し、県内の特産品を使って売れる商品の実現を目指す内容です。参加者たちは、洋菓子店「SHOGETSUDO(ショウゲツドウ)」の名物、「焦がし醤油パイ」に関するパッケージデザインを提案し、国内外から訪れる空港利用者の心をつかむ魅力的なデザインを施すことを目指しています。
発表会の詳細
発表会は、3月21日の午前10時から12時までの2時間にわたり、sagairのイベントスペースで実施されます。参加者は、選定された5作品の公開プレゼンテーションを行い、審査員からの評価を受けるとともに、最終的にパッケージ制作に進む1作品を選出します。審査には、著名なバイヤーやデザイナー、地元の食の名人が参加し、それぞれの視点から専門的な意見が交わされる予定です。
具体的には、審査員にはSHOGETSUDOのオーナーシェフである米倉速斗氏や、method.incのバイヤー山田遊氏、グラフィックデザイナーの吉岡由実加氏などが名を連ね、質の高い評価が期待されています。
さが県産品流通デザイン公社の役割
このイベントは、さが県産品流通デザイン公社が作り出す新たな流通の可能性の一環です。公社は、県産品のプロモーションや販路開拓を行い、地域の生産者と消費者をつなぐ役割を果たしています。過去には、佐賀大学とのコラボレーションによるポップアップイベントなども開催し、地域の特産品をより多くの人々に知ってもらうための支援をしてきました。
特に、今回の発表会では、これまでに実施されたワークショップでの学びを活かして、学生たちが独自の視点を持ったデザインを提案することが求められます。彼らが地元の文化や産品をどのように解釈し、形にするのか、今から期待が高まります。
参加の意義
この発表会は、参加する学生たちにとって貴重な経験となるだけでなく、地域の特産品を利用したマーケティングやデザインの実際を学ぶ良い機会となります。また、観客として訪れる人々も、佐賀の豊かな魅力を再発見できるチャンスです。
空港という国際的な舞台で行われるこのイベントは、県産品が観光資源としても活用されていることを示す一例であり、地域活性化に寄与する重要な試みと言えるでしょう。ダイナミックな発表と斬新なデザインが交錯するこの場で、佐賀の新たな顔を見つけてみませんか?
ぜひ、3月21日の発表会に足を運び、生産者と学生たちが連携して作り上げた、魅力あふれるパッケージデザインの数々をご覧ください。佐賀の特産品が皆様をお待ちしております!