日本発美容ブランドukaが2025年にアメリカ市場へ進出

日本発の美容ブランドuka、アメリカ上陸の概要

日本の美容ブランドukkaは、2025年9月よりアメリカ市場に本格的に進出することが決まりました。この発表は多くのビューティー愛好者や業界関係者にとって、注目すべきニュースとなっています。ukaは、理髪店からスタートした歴史的背景を持つトータルビューティーカンパニーで、創業当初からの理念を大切にしつつ国際的な展開を目指しています。

1. ukaの歴史と成り立ち

ukaの物語は1946年、神奈川県厚木市の小さな理髪店から始まりました。創業者の向原氏は、時代の流れを先取りし、ジェンダーレスサロンの先駆者として活躍。その後、東京に進出し、美容文化の中心地へと成長していきました。1997年には、ネイリストとして渡邉季穂が加入し、トータルビューティーサロンへと進化を遂げました。

2009年には、初のオリジナル製品となるネイルオイルを発表し、以降、多くの国で愛される製品を次々とリリースしています。独自の製品は、日本、ヨーロッパ、アジア各国で高い評価を得ており、その需要は日々拡大しています。

2. アメリカ市場への進出とデジタルファースト戦略

ukaは、アメリカ市場において、デジタルファースト戦略を採用し、美容、ファッション、ホスピタリティのコラボレーションを強化していく方針です。美しさとは表面的なものではなく、心から満たされることで生まれるというukaの考え方を基盤に、商品を展開します。また、日本の原料にこだわり、環境への配慮も大切にしています。

3. 初登場する製品群

アメリカでのukaのスタートは、ネイルケアシリーズ、IZUヘアケアシリーズ、ケンザンスカルプブラシシリーズが中心です。ニューヨークに位置するラウムスパおよびアイリスネイルズなどのパートナーサロンでも、製品の導入が始まっており、実際に体験するチャンスも用意されています。

4. コラボレーションと今後の展望

特に注目すべきは、ロサンゼルスを拠点とするレーベル、Hiro Clarkとのコラボレーションです。彼らはサーフカルチャーを基盤としたミニマリストデザインで知られており、ukaとのコラボレーションで、日本の感性と西海岸の安らぎを融合させた製品を生み出す予定です。具体的には、特製の香り付きお香やIZUシャンプー、Tシャツなどがラインアップされる予定です。

2025年11月には、Hiro Clarkの日本初のポップアップイベントが予定されています。これからのukaの展開は、北米市場にとどまらず、ヨーロッパやアジアへの進出も計画されています。