無印良品が提案する新たなフリースの選択肢
無印良品が展開する「素材に還るフリース」シリーズが、秋冬シーズンに向けて新たなアイテムを発表しました。これまで以上に環境に配慮した、再生可能な素材を使用したフリースアイテムは、紳士・婦人・子ども向けに合計10種類がラインアップされ、9月17日から各店舗やオンラインで続々と発売されます。無印良品が目指すのは、感じ良い暮らしとそこから生まれる社会の実現。エコに対する取り組みにも力を入れています。
環境を考えた商品開発
無印良品は1980年の創業以来、資源を無駄にしないという理念のもと、素材の選定から製造工程、包装の簡素化まで、一貫した商品の開発を行っています。今回の「素材に還るフリース」シリーズも、環境への負荷を軽減することを重要視し、使用されている素材には再生PET(ポリエチレンテレフタレート)100%を採用しています。この素材は、通常あまり再利用されない製品であるペットボトルから作られており、無駄を出さずに製品化されています。
使い勝手の良さと快適さ
新たに登場するフリースシリーズは、軽量でやわらかな着心地が特長です。肌寒い季節にはアウターとして、さらに寒さが厳しくなる時期には重ね着としても活躍できるデザインとなっており、長期間にわたって使用できます。ファッション性と機能性を両立したアイテムが揃っているため、毎日のコーディネートに取り入れやすいでしょう。
他のアイテムにも注目
「素材に還るフリース」シリーズの他にも、無印良品は11種類の単一素材商品をリリースしています。これらも再資源化しやすい構造になっており、リサイクルを意識したデザインです。特に、婦人向けの「ふんわり中わたキルティングジャケット」や、同じく「ふんわり中わたキルティングコート」は、柔らかさと温かみを兼ね備えたアイテムで、多くのシーンで活躍すること間違いありません。
リサイクルの取り組み
無印良品のリサイクル活動の一環として、2010年からは衣料品の回収をスタートしました。その後もスキンケア用のPETボトルやプラスチック収納用品といった様々な商品が対象となり、リユースやアップサイクルを通じて、新たな価値を生み出しています。売上の一部は再生鈍化に利用され、持続可能な社会に向けた努力が続けられています。
これからも無印良品は、「感じ良い暮らしと社会」の実現に向けて、環境意識の高い商品開発を続けていくことでしょう。ファッションを楽しみながら、私たち一人ひとりが地球環境に配慮できる選択をしていけることは、とても重要なことです。ぜひ、今回の「素材に還るフリース」シリーズを手に取って、持続可能なスタイルを楽しんでみてください。