冬至に知る、草花木果が語る高知ゆずの生命と循環の物語

自然派化粧品ブランド『草花木果（そうかもっか）』が、冬至の12月22日に特別インタビュー記事を公式サイトにて公開しました。この特集では、高知のゆず農家と加工場に焦点を当て、「生命」と「循環」というテーマのもと、地域に根差したゆず文化を紐解いていきます。

草花木果は、植物の力を信じ、製品にその恵みを活かすことをブランド哲学として大切にしています。古くから日本人に愛されてきた「ゆず」は、その存在意義がここにあります。特に冬至には、ゆず湯に入る習慣があり、肌に染み入る温かさと香りで心も体もほっと癒されることでしょう。毎年、ブランドとしてこの時期には収穫支援の活動を行っており、今回はその農家と加工場を訪問し、インタビューを敢行しました。

ゆずの香りとその製品への活用

草花木果の製品は、全て天然香料100％で作られており、高知県安芸郡安田町中山地区で有機栽培されたゆずを基にした香りを独自に開発しています。2025年2月に発売予定の『草花木果毛穴・ハリケア』も、このゆずの恵みを惜しみなく使用しています。その香りは、柑橘の爽やかさとハーブの軽やさ、ウッド調のノートが組み合わさり、心をリラックスさせることで話題になっています。

ゆず農家の「手仕事」と愛情

インタビューを通じて感じたのは、高知のゆずの木々を育てる農家の方々の深い愛情と真摯な姿勢でした。彼らは自然を敬い、手間暇かけて栽培に取り組んでいます。特に注目すべきは、ゆずの品質を守るための「基礎的な栽培方法」と「職人の技」です。また、大きなトゲを持つゆずの木は、収穫の際に大きな危険を伴い、その中で農家たちは誇りを持って作業を続けています。

「もったいない」との向き合い方

インタビューの中で、農家の方々からは大量に生じる「ゆずの残渣（ざんさ）」に対しての「もったいない」という気持ちが聞かれました。実際、収穫されたゆずの約50％が廃棄されてしまうという現状が明らかになったのです。これに対して、草花木果は新たな取り組みとして、ゆずの残渣を化粧品の原料にするという挑戦を行っています。この結果、残渣を活用した『ユズ果皮エキス』が誕生しました。2024年にはその原料化に成功し、持続可能な社会への貢献を目指す草花木果の新たなステージが始まっています。

ゆずの生命力と哲学

この記事では、産地紹介だけでなく、ゆずの持つ生命力やそれに関わる人々の営み、廃棄されるはずだったものに新たな価値を見出す循環の物語をお伝えします。草花木果が大切にする「植物とともに」という哲学が、この取り組みの根底にあります。

冬至の日、改めてこのゆずの豊かさを実感して、日々努力を重ねる高知の農家たちに想いを寄せてみてはいかがでしょうか。彼らが育てたゆずそのものが、草花木果の化粧品を通じて私たちのもとに届き、持続可能な未来へとつながっていくのです。

草花木果の新たな世界を感じ、自然の恵みを共に味わいましょう。