食品安全の強化
2026-01-08 14:45:13

DKSH、食品安全検査の新パートナーシップで日本市場を強化

DKSHが食品安全検査ソリューションの提供を開始



DKSHマーケットエクスパンションサービスジャパン株式会社は、日本における食品および製薬業界向けの高度な微生物検出ソリューションの拡充を図るため、米国のサーモフィッシャーサイエンティフィックとの新たなパートナーシップを締結しました。この提携を通じて、DKSHは日本国内において、SureTect™迅速検査キットやクリーンルームの無菌確認用培地「Triple Wrap」などを順次提供し、食品および製薬分野における迅速な病原菌検査と安全性向上を実現します。

日本市場における迅速検査の重要性


日本国内では、食品安全に関する意識の高まりとともに、食品・飲料工場における生産ラインの効率化が進んでいます。しかし、従来の微生物検査方法は培養に時間がかかるため、製造プロセスにおいてボトルネックとなっていました。このような課題を解決するため、迅速検査技術の導入が急務とされています。

加えて、2021年にはHACCP(Hazard Analysis and Critical Control Points)の完全施行が行われ、中小規模の食品メーカーでも検査頻度が大幅に増加しました。それに伴い、従来の検査法による人手不足や業務負荷の増加が顕在化しています。これに対抗するため、SureTectのような簡易で迅速な検査システムは、現場の品質管理を安定させる助けとなります。

迅速検査の需要は、特に保存期間が短く微生物汚染リスクが高い惣菜や、チルド食品、調理済みベーカリー製品において顕著に見られます。これらの製品にはより厳格で迅速な微生物検査が求められ、短い賞味期限に応じたスピード出荷や食品ロスの削減、在庫の最適化も重要な課題となっています。これらの要因から、迅速検査のニーズは増加し続けています。

自社検査の導入がもたらすメリット


従来、食品メーカーは一部の検査を外部に委託することでリードタイムが長く、出荷判断に悪影響を及ぼすことが問題視されていましたが、SureTectを導入することによって、自社内で当日または翌日に迅速な判定が可能となります。この結果、出荷のリードタイムを短縮しつつ、業務の効率化も同時に実現できます。また、SureTectはISO 16140、AOAC、AFNORといった第三者認証を取得しており、海外市場でも求められる品質保証にもしっかりと対応できる信頼性の高い検査方法です。

DKSHのビジョンと今後の展望


DKSHの取締役社長、林靖夫氏は、サーモフィッシャーとの提携が食品の安全性向上と業務効率化に寄与するソリューションの提供を通じて、DKSHが「人々の暮らしを豊かにする」というコミットメントを再確認するものであると述べています。彼は、SureTect™迅速病原体検出キットの導入により、日本の食品メーカーがより迅速かつ信頼性の高い検査を実現できるよう支援していく意向を示しています。

今後、DKSHはThermo Fisherと共に、日本の食品業界における迅速検査ソリューションの普及をさらに推進し、安全性と業務効率の向上に寄与していく考えです。これにより、消費者が安心して食品を楽しめる未来が実現することを期待しています。

DKSHについて


DKSHは、160年以上にわたる経験を持ち、ヘルスケアや消費財、テクノロジー事業においてアジアを中心に世界中の企業成長を支援してきました。マーケットエクスパンションサービスに特化したリーディングカンパニーとして、調達から流通、アフターサービスまで幅広いサービスを提供しています。DKSHは国連グローバル・コンパクトに加盟し、責任あるビジネス運営を遵守。今後も業界のリーダーとして成長を続けていく意向です。


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