3月3日はオーディオブックの日
3月3日は「オーディオブックの日」。この日を機に、オーディオブックの魅力やその利用状況について深堀りしてみましょう。オーディオブックは、本を朗読するナレーターや声優の声によって、耳で楽しむことができる「聴く本」です。私たちのライフスタイルにどのように溶け込んでいるのでしょうか。
オーディオブック認知度の向上
最近の調査によると、オーディオブックの認知度は59%に達し、利用経験は15%と、特に2023年からの利用経験は6ポイントも上昇したとのことです。この数値からもわかるように、オーディオブックは年々人気が高まっています。実際、2022年と比較しても、利用経験者が60%近く増加しており、その普及が進んでいることが伺えます。
利用意欲の高まり
調査では、「オーディオブックを使ってみたい」と回答した人は42%にのぼり、2023年から9ポイント上昇しています。この傾向を受けて、なぜ多くの人々がオーディオブックに興味を持つようになったのか、その理由を探ってみると、「ながらで読書できる」「目が疲れない」など、便利さや快適さが挙げられています。
例えば、通勤中や家事をしながら、本を楽しむことができるというのは、多忙な現代にぴったりです。
スキマ時間で楽しむオーディオブック
音声コンテンツ全体の利用状況についても調査した結果、オーディオブックは「音楽」「ラジオ」に次いで、聴かれているコンテンツの第3位となりました。これにより、オーディオブックが日常的な音声コンテンツとして定着しつつあることがわかります。特に耳のスキマ時間、つまり何かを聴くことができるが手や目を使えない時が、オーディオブックを楽しむ理想的なシーンです。
オーディオブックを利用したい理由
多くの人がオーディオブックを利用したいと考える理由の一つに、「気軽に楽しめる」という点があります。20代男性の中には、「車や交通機関でも聴けるから」といった意見がありますし、20代女性は「乗り物酔いを防ぐため」にもオーディオブックを選ぶとのこと。
また、40代女性は「家事をしながら物語を楽しみたい」と述べており、どんなシチュエーションでも楽しめるオーディオブックのメリットが見えてきます。
60代男性からは「読み上げられることで楽に情報が得られる」との声もあり、特に目の疲れを気にする層からの支持を得ているようです。これは、オーディオブックが視覚的な負担を軽減していることの現れです。
オーディオブックの拡がり
オーディオブックは、紙や電子書籍に並ぶ新しい読書のスタイルとしてますます注目されています。株式会社オトバンクが運営する「audiobook.jp」では、2024年には会員数が300万人を超え、10年前と比較してなんと36倍と驚異的な成長を遂げています。
オーディオブックは、今や私たちの日常生活に自然に溶け込み、忙しい毎日を送る私たちにとって、あらゆるシーンでの読書体験を豊かにしてくれる存在です。手軽に始められ、好きな時間に楽しめるオーディオブック、ぜひこの機会に試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
3月3日のオーディオブックの日をかかることに、オーディオブックの魅力や利用状況を再確認してみました。耳で楽しむ読書スタイルが、多くの人々の日常にどのように彩りを加えているのか、今後も目が離せません。これからもこのコンテンツが更に成長し、多くの人に愛されることを楽しみにしています。