近年、異常気象により猛暑日が増え、熱中症の危険性が高まっています。特に2023年は、6月から30度を超える日が続いており、対策が必須となっています。そこでご紹介したいのが、株式会社ヒロ・コーポレーションが発売した「黒球式熱中指数計HDL-1717」です。
この商品は、熱中症の重篤化を防ぐために開発されたもので、労働安全衛生規則の改正に伴い、必要とされるアイテムとして注目されています。具体的には、WBGT(湿球黒球温度)という指標を測定し、その値に応じて「注意」「警戒」「厳重警戒」「危険」といったリスクレベルをアラームで知らせてくれる優れた機能を備えています。
WBGTについて
WBGTは、酷暑下での行動に伴うリスクを判定するための指標です。これにより、作業現場での熱中症に対する注意を喚起し、従業員を守る手立てとしています。具体的な温度範囲は以下の通りです。
- - 注意:21~25℃
- - 警戒:25~28℃
- - 厳重警戒:28~31℃
- - 危険:31℃以上
この黒球式熱中指数計は、アラーム機能により、温度が危険域に達したことを迅速に知らせてくれるため、従業員が自主的に作業から離れる判断を助けます。また、黒球が輻射熱を測定し、周囲の温度や湿度も同時に把握できます。これにより、より正確な熱中症対策が可能となります。
商品の仕様と特徴
本体のサイズは約幅58mm、高さ122mm、奥行25mmで、軽量の70gです。中国で生産されており、素材にはABS樹脂が使用されています。表示範囲は、温度が-9.9℃から60.0℃、湿度が0.1%から99.9%、WBGTは0.0℃から50℃です。さらに、電源は単4型アルカリ乾電池2本を使用し、約1年間の使用が可能です(環境によって変動します)。
付属品としてカラビナやネックストラップ、ドライバー、取扱説明書も同梱されています。
熱中症対策の重要性
熱中症は、年々増加する猛暑によって危険度が増しています。特に、屋外や高温多湿の環境で長時間作業する際には注意が必要です。法律で定められた措置を必要に応じて実施し、作業者の健康を守るためには、こうしたアイテムが必須となります。黒球式熱中指数計HDL-1717は、そんな皆さんの強い味方です。
最後に
この商品は事業所での使用を想定されているため、職場環境での熱中症対策にぜひ導入を検討してください。異常気象が続く今、万全の準備を整えることが何よりの安全対策となります。ご興味のある方は、株式会社ヒロ・コーポレーションまでお問い合わせください。安全に、快適に夏を乗り切りましょう!