伊原六花が初のラジオドラマ主演！現代版『ジーキル博士とハイド氏』に挑む

伊原六花が挑むラジオドラマの新境地

俳優の伊原六花が、ラジオドラマ『JT TIMELESS THEATER～NeoClassica』にて初の主演を務めることが発表されました。彼女が演じるのは、スティーヴンスンの名作を現代にアレンジした『ジーキル博士とハイド氏』を基にした新作『わたしと誰かの裏の顔』。放送開始日は2024年2月21日です。

心理サスペンスの舞台裏

この新作は、現代のメディア業界を背景にした心理的サスペンスとなっています。伊原は、元アイドルのAD・安高鈴と彼女の相棒・縁の二役を巧みに演じ分けます。若手の声優として鈍い感情を持つ鈴と、神秘的で魅力的な存在感を持つ縁——それぞれのキャラクターの背景や感情を声だけでダイレクトに伝える演技力が求められます。二つの異なるキャラクターを声で表現するという難易度の高い挑戦に、伊原はどのように応えているのでしょうか。

脚本家・阿部沙耶佳の描く人間ドラマ

脚本を手掛けるのは、阿部沙耶佳。彼女は『AKBラブナイト恋工場』でのデビュー以来、湿度の高い描写や人間関係の微妙なバランスを見込まれています。今回の作品でも、きれいな嘘と醜い真実が交差する中で繰り広げられる人間ドラマにご期待ください。

あらすじ：嘘と真実の狭間で

物語は、深夜の番組でADとして働く安高鈴の視点から始まります。彼女はプロデューサーから、「暴露系配信者」であるハイドの正体を突き止めるように依頼され、このミッションに取り組むことになります。鈴は自らの内面に疑問を抱きながらも、相棒の縁と共に調査を進めるものの、次第に真実の闇に引きずり込まれていきます。彼女の周囲には疑心暗鬼が渦巻き、果たしてどちらが真実なのかを見極めることができるのか？その変化が鈴をどのように成長させるのかが見どころです。

期待される視聴体験

伊原六花は「多くの人に聴いていただきたい作品」と語り、古典文学が持つ普遍的なテーマを現代風にアレンジした本作に情熱を注いでいます。全6話構成で、鈴の成長と共にリスナーが何かを感じることができるようなストーリー展開になっています。誰にでもある「表」と「裏」の顔をテーマに、リスナーはどんな答えを見つけるのでしょうか？

番組詳細

このラジオドラマは、J-WAVE（81.3FM）で毎週金曜日の25:30から放送されます。名作古典をライトに感じられる新たな試みとして、脚本やキャスト、音楽に至るまで一貫した高いクオリティを目指しています。リスナーの想像力をかき立てる新感覚のエンターテインメントをお楽しみに！

ぜひ、彼女の迫真の演技に注目しておきましょう。全6話という長編が展開される中で、理想のストーリーと感情の繊細な流れに出会えることを期待しています。