高校生が手掛けた新感覚パンが登場!
奈良県の高校生たちが、自ら企画し創り出したパンが、2025年3月5日に近鉄大和西大寺駅にて販売されることが決定しました。この取り組みは、地域経済と文化の発展を目指す「未来授業・オンライン職業体験」プロジェクトの一環として行われ、地元の企業との連携によって実現しました。
プロジェクトの背景
このプロジェクトは、株式会社ダイヤ、株式会社近鉄リテーリング、株式会社Ngrowingおよび株式会社LearnMoreと奈良県立奈良高校が協力して推進しています。今年で79周年を迎えるダイヤが持つパン製造のノウハウを活かし、学生たちが主体となってアイデアを出し合い、商品化までの道のりを学びました。特に、実践的な探究学習が重視されています。
高校2年生の家庭科40名が参加しており、学びのテーマは「未来を身近に」。社会の変化に触れ、知識を広げることを目的として、情報の収集や分析を行い、その結果を表現する力を育成しています。
商品化のプロセス
生徒たちは、5つのチームに分かれ、それぞれ独自の商品を考案しました。最終的には2つのアイデアが選ばれ、商品化。具体的な商品開発を通じて、学生たちは製品のマーケティングの重要性も学びました。驚くべきことは、彼らが既存の枠にとらわれず、好きなものと嫌いなものを掛け合わせるなど、斬新な発想を育てている点です。
商品紹介
1. さくらもちメロンパン(300円(税込))
このメロンパンは、ほんのりとした桜風味の生地と、抹茶の風味を持つクッキー生地が特徴です。中には甘さ控えめの「こしあん」が包み込まれており、季節感を感じさせる一品です。多くの10代の意見を反映し、彼らが好む味を考慮しました。
2. ちょこっトマト(300円(税込))
こちらは、チョコレートとトマトの斬新な組み合わせを楽しむパン。甘さと酸味が絶妙に絡み合うことで、退屈な日常に刺激をもたらすことをコンセプトとしています。不思議な組み合わせながら、食べることで新たな発見をもたらす作品です。
販売の詳細
この特別なパンは、2025年3月5日(水)に近鉄大和西大寺駅内のタイムズプレイスで販売されます。販売時間は午前11時から午後7時まで。地域の皆さんの応援を受けながら、高校生たちの熱意が込められたパンを、ぜひ味わいに足を運んでみてください。これらのパンは、単なる食べ物以上の価値を持つ、学生たちの努力の賜物です。
新しい味と共に、若い世代のクリエイティブな挑戦を目にすることができる貴重な機会をお見逃しなく!