アップサイクル技術が生んだ新しいヘアケア製品「KINUITO」ついに国内販売開始

KINUITO：新しい日本のヘアケア

国内外で注目されているシルクシャンプー、KINUITOがついに一般販売を開始します！

着物から生まれたシャンプーバー

KINUITOは、着用ができなくなった着物からアップサイクルされた固形シャンプーです。特に注目すべきは、着物に含まれている良質なシルクを再生し、その中でも毛髪の補修や保湿が期待できる「水溶性フィブロイン」を使用している点です。従来のせっけんシャンプーのようにアルカリ性の成分は使っていないため、優しい使い心地でしなやかな髪を実現します。

環境にやさしい製品開発

固形タイプのシャンプーバーとして開発することで水分量を減少させており、軽量かつ持ち運びにも便利。また、輸送時のCO₂排出量も削減され、持続可能な社会の実現に寄与しています。こうした環境への配慮をもとに、美しく健やかな髪を手に入れる手段として、KINUITOは新たなスタイルを提案します。

2年の歳月をかけた開発

この製品の開発には約2年が費やされ、2024年8月から9月にかけて行われたクラウドファンディングでは、目標額の870%を超える資金を調達しました。この成功を受けて、11月には東京の「有楽町マルイコンセプトショップス」でポップアップストアがオープンし、国内に先立って海外での販売も開始。2024年12月18日からは、オンラインストアでの一般販売が本格的にスタートします。

ブランドの背景

KINUITOは「つながり」を大切にし、着物からシルクを次世代に受け継ぐ文化をコンセプトにしています。ブランドマネージャー徳永有華が、リユース事業の現場で感じた課題からシルクを使った今の製品のアイデアが生まれました。シミや汚れで再利用が難しい着物をどうにか活用できないかという思いから、シャンプーバーの開発に至っています。さらには、社内での新規事業支援制度（CVC）を活用し、サポートを受けながらの製品化を実現しました。