おいしさの科学
2026-06-22 10:24:58

おいしさの文化と科学の融合で新時代を開く取り組み

おいしさの科学®プラットフォーム、ついに始動



一般社団法人おいしさの科学研究所®と株式会社味香り戦略研究所が手を組み、「おいしさの科学®プラットフォーム」の共同推進体制を築くことが発表されました。この取り組みは、科学的な視点からおいしさを理解し、社会にその知見を実装していくことを目指しています。

なぜ今、おいしさの科学が必要なのか


日本は世界有数の食文化を有し、その豊かさは多くの人々に愛されていますが、この価値を科学的に体系化することはこれまで難しかったといえます。しかし、近年、味覚センサや香気分析、AI技術の進歩により、おいしさを科学的に探求する環境が整いつつあります。これを受けて、おいしさの定義を新しい観点から見直す時代がやってきました。

おいしさの科学研究所®では、「おいしさとは感覚、記憶、期待が一致した際に生まれる主観的価値」であると明言しています。この「味の科学」と「感性の科学」を融合することで、多角的な視点からおいしさを理解しようとする新しいアプローチが始まります。

科学と文化の橋渡し


これを実現するために、味香り戦略研究所は20年以上の間に15万件を超える食品データを蓄積し、味覚センサや官能評価の技術を駆使して「なぜ私たちはその食べ物をおいしいと感じるのか」を探り続けています。また、九州大学や早稲田大学との学術連携により、感性工学や認知科学の知見を取り入れておいしさの科学的理解を深めています。

2025年には食品の微細構造研究の第一人者、峯木眞知子氏が代表理事に就任し、食品構造解析サービスが強化され、食感やくちどけといった新たな視点からおいしさを科学的に解明することが目指されます。

おいしさを発信するWebマガジン


さらに、おいしさの科学研究所®は2026年5月から「フードテックトレンドニュース」というWebマガジンを発行中です。ここでは企業、研究者、行政機関とのインタビューを通じて、おいしさや健康、フードテックに関する最新情報が発信されています。第1回の特集では、不二製油株式会社の齋藤努氏が登場し、植物由来の食品について語ります。

未来への展望


今後、このプラットフォームはおいしさの科学®フォーラムの開催や企業との共同研究、教育プログラムの展開を進め、国内外への情報発信を行っていく予定です。日本が長年培ってきた食文化を科学と融合させることで、持続可能な食の未来を築いていくのです。

私たちは、おいしさの科学を通じて、新たな知識の創造に挑戦し続けます。おいしさを理解し、共有することができる社会を目指して、私たちの取り組みが未来につながることを信じています。


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