MOVE WEAR発表会
2026-06-09 16:52:31

未来のファッションを変える「MOVE WEAR」発表会レポート

新たなファッションの幕開け、MOVE WEARの発表会



2023年6月8日、株式会社TSIホールディングスは、都内にて「MOVE WEAR」の記者発表会を開催しました。このプロジェクトは、難病や重度障がいで外出が難しい方々のためのユニバーサルデザインウェアであり、特にALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の武藤将胤氏のために開発された衣服となります。

MOVE WEARプロジェクトの背景



今回のMOVE WEARは、オリィ氏が武藤氏のために開発したロボットアームに着用させるための「服」が中心です。これにより、武藤氏が着用するユニバーサルデザインの衣装を制作し、2026年に開催される「MOVE FES 2026」でのパフォーマンスにも反映される予定です。これまでのProjectをアップデートし、商品の販売に向けた取り組みも進めています。

発表会には、デザイナーの藤田裕美さんや、縫製を担当した修理工房「ReSew」の本多祐介さんも参加。実際にMOVE WEARを着用した武藤氏と共に、ユニバーサルデザインとその機能性について多くの人に理解してもらう機会となりました。

デザインコンセプトとプロダクトの特徴



MOVE WEARのデザインコンセプトは、MOVE FES2026のテーマである「感謝と尊敬の10年」からインスパイアされています。「X_CONNECT」をテーマに、10年間の軌跡と未来への挑戦が交差し、武藤氏と人々、テクノロジーのつながりを象徴しています。

新たなナイロンパーカは、人工ロボットアームからの熱がこもる問題に対処するため、メッシュ素材を採用。これにより、熱を逃しやすく、さらにフードの着脱も容易にするための工夫が施されています。袖口のリブによってはずれにくく、LEDテープの配置も工夫されています。これによりデザイン性が高く、ステージ映えする衣装が完成しました。

また、MA-1ベストはナイロンツイル素材の使用で、さまざまなポケットや引手の形状が特徴的。握力の強弱に関係なく操作でき、着脱のしやすさにも配慮されています。逆開きファスナーが採用されているため、車いすに座ったままでも裾幅の調整が可能です。

社内チームが工夫を凝らして制作したオリジナルワッペンは、マグネットで好きなところに付けることができ、ファッション性を高めます。

新たな取り組みと製品の発売



今回のMOVE WEARは、従来の当日の衣装提供にとどまらず、MA-1ベストや各種オリジナルワッペンの販売へと進化しました。2026年6月20日からは、MOVE FES会場及び「01 BORDERLESS WEAR」のオンラインサイトで受注がスタート。MA-1ベストは44000円(税込)、オリジナルワッペンは3000円(税込)で購入できます。

ファッションを通じてのメッセージ



武藤氏は「01 BORDERLESS WEAR」が奇跡のような服であり、障がいの有無に関わらず快適に着られる服を提案することを目指しています。MOVE WEARもその延長線上にあり、ファッションによって人々が自分を表現できる場を提供したいと語ります。

また、プロジェクトには数多くの学術界の支援も受けており、ファッションエンターテインメントを通じて社会的な価値を生み出していく狙いがあります。これにより、障がいを持つ方々が笑顔になるような支援を続けていく方針です。

ファッションがもたらす変化



吉藤オリィ氏は、MOVE WEARの開発において「孤独の解消」というテーマを大切にし、テクノロジーの力で身体的機能の維持や自己表現を可能にすることを目指しています。彼は、このプロジェクトがファッションを通じた人間の尊厳と自己認識の変化を促す旅であると考えており、その熱意を込めて言葉を選んでいます。

今後のMOVE FES 2026では、武藤氏が新たな衣装を身にまとい、EYE VDJ MASAとしてのライブパフォーマンスに挑む予定です。このプロジェクトは、私たちが目指す社会の未来に向けた大きな一歩となるでしょう。ぜひ、注目してください。


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