心と肌の健康を促進する新しい香りの研究開発が進行中
化粧品OEM・ODMメーカーの株式会社ピュールが、九州大学との共同研究において、新しい香りの機能性を発見しました。この研究は、オリジナルの精油を用いてメラトニンというホルモンの産生を促進することが確認されたものです。メラトニンは、一般的に「安眠ホルモン」として知られており、抗酸化作用や肌荒れを防ぐ効果も期待されています。
研究の背景と目的
ピュールは「Effective Clean Beauty」を理念に掲げ、天然成分と無添加にこだわった製品を展開しています。これまでにも独自にブレンドした精油をスキンケア商品に取り入れてきました。香りにはリラックス効果があることが多く知られていますが、ピュールはその香りにも機能性を持たせることに挑戦しています。
九州大学の清水准教授と共に行った研究では、香りが肌と心に与える影響を探求。特に、メラトニンが持つ抗酸化作用や肌荒れ防止作用に着目しました。この研究を通じて、オリジナル香料がメラトニン生合成に与える影響を詳細に調査しました。
研究内容と結果
メラトニンは体内時計に深く関与しており、睡眠を促す効果があるほか、肌ケアにも貢献するホルモンです。自然界に存在するアミノ酸、トリプトファンが原料となり、いくつかの酵素反応を経て合成されます。この時、特にアリールアルキルアミン-N-アセチルトランスフェラーゼ(AA-NAT)が鍵となる酵素であることがわかりました。
ピュールが独自にブレンドした3種類の精油(ハーバルウッディの香り、フレッシュハーバルの香り、ハーバルシトラスの香り)は、AA-NATの遺伝子発現に積極的な影響を与えることが確認されました。この結果から、これらの精油がメラトニンの産生を促進し、安眠作用や抗酸化作用、肌荒れ防止に効果をもたらす可能性が示唆されました。
今後の展望
この研究によって、メラトニン産生を促すオリジナル精油の機能が明らかになりました。メラトニンが持つ「安眠作用」とスキンケアにおける「肌荒れ改善」効果は、多くの人々の肌と心の健康をサポートする新たな手段として期待されています。
今後は、研究の成果を基に、さらに多彩なスキンケア商品を開発していく方針です。また、広範な美容や健康を目指し、香りの機能性についての研究も深め、新たな製品への応用を模索しています。これにより、ピュールは心地よい香りだけでなく、実際に役立つ効果をもたらす商品を提供し続けることを目指しています。