大阪・関西万博2025で循環型社会を体感しよう
2025年、ついに待望の「大阪・関西万博」が開催されます。その中でも注目されるのが、経済産業省主催の「サーキュラーエコノミー研究所」に出展する循環型クリエイティブコミュニティ「NewMake」です。このプログラムは、子供から大人までの幅広い世代を対象に、循環経済を楽しく学べる企画として展開されます。ここでは、NewMakeがどのように参加者に循環型社会の重要性を伝えていくのかを詳しく見ていきましょう。
NewMakeの出展内容
NewMakeは、2025年9月23日から29日までの期間、夢洲のEXPOメッセ「WASSE」にて、さまざまなプログラムを実施します。特に注目すべきは、リペア実演やアップサイクル作品の展示など、実践的なワークショップです。来場者が参加できる実体験を通じて、持続可能な未来を共に考える場を提供します。
1. 「つかう」の研究室
この研究室では、「よみがえりコレクション」として、NewMakeのクリエイターが行ったアップサイクル・リメイクした作品を展示します。参加クリエイターには、YuumiARIA、WAKANO、hico worksなどが名を連ねています。これらの作品は、日々の生活の中で使われていた物が新しい形として生まれ変わる様子を観察できる貴重な機会です。
また、リペア実演では、ダーニングやミシン刺しを使った修理プロセスをライブで見られるため、ただの修理ではなく自分らしさを表現する新たなファッションの可能性を実感できます。
2. フォトスポット
来場者は、WAKANOやichiryumadeといったクリエイターによる実物大パネルと写真が撮れるフォトスポットも楽しむことができます。思い出に残る一枚を撮影するチャンスです。
ステージでの特別プログラム
サーキュラー・キッズファッションショー
9月27日には「サーキュラー・キッズクリエイティブラボ」が行われ、子供たちが家庭から持参した洋服をリメイクします。サポートスタッフによるミシン仕上げを経て、ファッションショーでの発表も行われるので、家族一緒に参加できる素晴らしいイベントとなっています。
サーキュラー・パッチ&プレイ
また、「サーキュラー・パッチ&プレイ」では、万博公式キャラクター「ミャクミャク」のオリジナルワッペンを配布。参加者は、持参したアイテムにワッペンを自由に貼り付ける体験を通じて、サステナブルなアクションの大切さを学びます。
取り組みの意義
NewMakeの活動は、単なるファッションイベントにとどまりません。大量生産・大量廃棄の問題に挑むため、リペアやアップサイクルの楽しさを広め、持続可能な社会の実現に向けた教育プログラムも展開しています。
世代を超えた共創
家族や友人、コミュニティとの交流を通じて「ものを大切にする文化」を共有し、共創する喜びを体験する機会を提供します。今後は地域コミュニティや教育現場での導入、企業との連携も視野に入れ、さらに多様な可能性を追求します。
まとめ
「NewMake」は、リペアやアップサイクルを「特別なもの」から「日常の選択肢」に変えることで、サステナビリティを日常的に楽しむことができる社会を目指します。大阪・関西万博2025では、多世代や多様な来場者がその可能性を体験できる絶好の機会です。新しい価値観を生み出すために、ぜひ参加してみてください。