経営統合の新たな幕開け
2025年10月31日、株式会社mirror ballと株式会社オニカム(ALBUM)がSYNRA GROUPのもとで経営統合を果たすことが決まりました。この統合により、151の店舗を持つ新たな美容企業が誕生します。
統合の背景
mirror ballとALBUMは、それぞれ異なる特性と強みを有する企業です。mirror ballは20代後半から30代の女性をターゲットにし、ヘッドスパや髪質改善を専門とします。一方、ALBUMは主に20代の若者をターゲットにしており、SNSやトレンドに敏感なサービスを展開しています。このターゲット層の違いにより、両者は全く競合することなく、融合することでより強固な美容企業になると考えられています。
相互補完の力
ALBUMは新卒採用を中心に、人材を集めていますが、mirror ballは中途採用を多く行っています。この違いが、新たな人材育成環境を生み出すと期待されています。さらに、mirror ballはすでに全国展開を果たしているため、ALBUMが今後全国に拠点を増やす際の強力なサポートが見込まれます。
加えて、ALBUMには数年の歴史を持つアカデミーが存在し、教育制度が整っています。これを活用することで、mirror ballのスタッフもスキル向上が期待できます。
未来を見据えて
この統合は、SYNRAという名に込められた「心」と「信頼」、「森羅万象」という理念をさらに深化させていきます。両社は、お互いの強みを最大限に活用し、美容業全体のレベル向上を目指します。特に、ALBUMが得意とする最新トレンドやSNS戦略をmirror ballが学び、逆にmirror ballの技術やサービスをALBUMが吸収する、といった具体的なコラボレーションが進められることでしょう。
美容業界の変革を目指す
代表取締役の槙野 光昭氏は、両社の強みを生かしながら、お互いを高め合う関係を築くことの重要性を強調しています。また、中野 剛志氏は、採用や店舗展開に関する新たな戦略を期待しており、美容業界全体を変革するチャレンジを描いています。
今後、SYRNRA GROUPとして新たなビジョンを掲げ、全国規模での展開を進める中で、美容業の未来を切り開く存在となることを目指しています。これからも目が離せない新生美企業の動向に注目したいですね。