DJが描く黄金時代
2025-05-07 11:22:37

伝説のDJが語るディスコとクラブの黄金時代、その魅力とは

DJ先駆者髙橋透の新たなる挑戦



2025年4月30日、髙橋透の代表作『DJバカ一代 ディスコとクラブの黄金時代を紐解くDJ先駆者の自伝的ストーリー1975-1995』が電子書籍として発売されることが発表されました。この本は、DJ業界の先駆者であり、多くの伝説のクラブを舞台にした彼の自伝的なストーリーを描いています。

ディスコとクラブの魅力を再発見



本書には、六本木のエンバシーやアフロレイキ、赤坂のマンハッタン、ニューヨークのザ・セイント、日本のクラブシーンのシンボルともいえる芝浦のゴールドまで、多彩な伝説のクラブが登場します。これらのクラブは、1975年から1995年にかけて、音楽文化の重要な舞台でした。著者の髙橋は、これらの場所の重要な顧客として、またDJとして、貴重な経験を持っています。

松岡正剛氏も本書を取り上げ、かつてのクラブに思いを馳せています。彼は、90年代にはこれらのクラブが次々と姿を消していったことに触れ、昔日の輝きを惜しんでいます。松岡氏の視点からも、クラブ文化の変遷は、我々の思い出の中にどれだけ色濃く残っているかを考えさせます。

初版から18年の時を経て



『DJバカ一代』は元々2017年に初版が刊行され、18年という長い年月を経た今、電子書籍として再登場します。その間、読者やファンからのリクエストが多く寄せられていたことは、髙橋の影響力の証明ともいえるでしょう。この本を通じて、彼はかつての熱い夜の思い出を再び呼び起こそうとしています。

この電子版に収められた内容は、著者自身のDJキャリアを振り返るだけでなく、1970年代から90年代にかけてのソウルディスコ、ハウスミュージック、そして当時のクラブシーンのメインストリームを辿る旅にもなっています。彼は、初期のハウスシーンを象徴するパラダイス・ガラージでの思い出や、芝浦のゴールドでのDJ経験を詳細に綴っています。

多くのファンに支持される背景



髙橋透のDJとしてのキャリアは、ただの音楽活動を超え、多くの人々に影響を与えてきました。70年代から80年代にかけて彼が体験したクラブ文化は、現代の音楽シーンにも多大な影響を及ぼしています。また、彼はディープハウスパーティー「GODFATHER」などのプロジェクトを通じて、アンダーグラウンド音楽シーンの新たな地平を切り開いてきました。

次世代のアーティストたちへも多くのインスピレーションを提供している髙橋のドキュメンタリー的な視点からの語りは、音楽ファンにとって貴重な資料であり、思索を促します。DJを志す人々にとっても、彼の経験は貴重な教訓となるでしょう。

この機会に、音楽が生んだ感動的な歴史を、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。髙橋透と共に、音楽の魅力を再発見する旅に出ましょう。そして、彼の情熱的なクラブ活動の一端を追体験してみてください。詳細はリットーミュージックの公式ページを訪れてご確認ください。

書誌情報


  • - 書名: DJバカ一代 ディスコとクラブの黄金時代を紐解くDJ先駆者の自伝的ストーリー1975-1995
  • - 著者名: 髙橋透
  • - 基準価格: 1,760円(本体1,600円+税10%)
  • - 電子版発売日: 2025年4月30日
  • - 発行元: リットーミュージック

この本は、音楽愛好家、新旧DJ、そしてクラブ文化を愛するすべての人々への贈り物です。今後の展開から目が離せません!


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