音楽でつなぐ平和
2025-08-01 10:30:39

戦後80年を迎え、音楽でつなぐ世界の平和メッセージ

新しく芽生える音楽の力



2025年の8月、私たちは戦後80年の節目を迎えます。この記念すべき年に、世界中で音楽を通じて「平和」を願う特別なプロジェクトが展開されます。それが、国際音楽プロジェクト「Songs for World Peace」(SWP)です。このプロジェクトは、大阪・関西万博を舞台に、オンラインクワイアと現地バンドを融合させた今までにない形のグローバルクワイア・コンサートを開催します。

SWPの主導者である遠山歌子さん(シンガー、作曲家、教育者)と中山義恵さん(音楽ディレクター、編曲家)は、「これは単なる音楽イベントではなく、国や文化を超えて希望を伝えるためのもの」と述べています。まさに、このイベントは時代のニーズに応えるものであり、8月6日(広島原爆の日)と9日(長崎原爆の日)に向けての特別なメッセージを世界に発信するものです。

2025年万博でのコンサートの魅力



このプロジェクトの特徴は、世界中のアーティストがリアルタイムで演奏を行い、各国の平和の歌を披露することです。実際、オンラインでつながるアーティストたちと現地で演奏するバンドが、一つの「平和」というメッセージを奏でるのです。まさに、その声は今の世界に必要とされています。

特別な展示も実施



さらに、万博内では8月4日にインタラクティブな展示も行われます。92カ国、112曲の平和の歌を紹介する地球儀の体験や、プロジェクトの動画が公開される予定です。「あなたにとって平和とは?」というテーマでメッセージを共有する掲示板も設けられ、訪問者は自らの思いを発信することができます。

広島と長崎の平和を願う



特に、8月6日には広島市より正式に委嘱を受けた『ひろしま平和の歌』の英語版が演奏されます。このイベントでは、松井広島市長からのビデオメッセージも上映され、広島から発信される平和のメッセージが国際的に共鳴することが期待されています。

クラウドファンディングでの支援を



SWPの実施には多大な費用がかかるため、現在クラウドファンディングが行われています。目標金額は50万円で、支援者には限定デジタルギフトや感謝のメッセージ動画がプレゼントされるとのこと。

未来を紡ぐ音楽



「Songs for World Peace」は、2020年のパンデミックの中で誕生し、現在は約100カ国からのアーティストが参加する国際的な音楽ネットワークへと成長しています。音楽の力を信じ、未来を共に紡ぐために、多くの人々がこのプロジェクトに賛同し、歴史的な瞬間の一翼を担うことが求められています。アートと音楽の力が、平和の実現へ向けての大きな糧となることを心から願っています。


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