古着を活かす挑戦
2025-03-05 08:55:20

古着を生まれ変わらせるアップサイクルベンチ製作に挑むcolourloopの新プロジェクト

株式会社colourloop、古着の新たな可能性を探る



日本では、毎年約200万トンの古着や繊維が廃棄されています。その多くが焼却されたり埋め立てられたりする中、株式会社colourloopが「Colour Recycle System」を用いて、これら廃棄繊維を新たな資源として生まれ変わらせるプロジェクトを始めました。2025年3月5日よりクラウドファンディング「READYFOR」にて、アップサイクルされたベンチの製作を目指しています。

リサイクルの壁を越える独自の技術



古着のリサイクルはこれまで、異なる素材の混合によって分別が難しく、ほとんどが工業資材にしか使われていませんでした。colourloopは独自の技術「Colour Recycle System」を開発し、廃棄繊維を色で分別することでデザイン性を生かした新しいアップサイクルを実現しました。この技術を活用し、TEXLAM®︎ボードを使った新たなベンチの製作を行います。

新素材TEXLAM®︎の魅力



TEXLAM®︎ボードの特徴は、色彩の美しさや厚み、断面のデザイン性など、自由な形状へ調整できる点。これは、京都工芸繊維大学大学院の研究室との共同開発により実現しました。これにより、古着の問題を面白く、環境への意識を高めることが可能となります。もともと、本プロジェクトでは、一台のベンチに対して約600枚の古着を再利用。また、5台のベンチでは約3,000枚の古着が活用される予定です。

プロジェクト詳細



このプロジェクトは「年間200万トンにおよぶ廃棄繊維、私たちが捨てた古着に新たな命を。」というテーマで、クラウドファンディングが行われています。目標金額は300万円で、募集期間は2025年3月5日から4月30日まで。支援者には、TEXLAM®︎で製作されたベンチや、限定のキーホルダーやフォトフレーム、colourloop製品がリターンとして用意されています。

代表の思い



代表取締役の内丸もと子さんは、「日本では毎年多くの繊維製品が焼却され、リサイクル率は15.6%と言われています。このクラウドファンディングを通じて、多くの方がアップサイクルの意義を理解してくれることを期待している」と話しています。

コラボレーションと今後の展望



このプロジェクトの成功を目指すために、colourloopは他の企業と連携して、新たなアップサイクル製品の開発を進め、持続可能な社会の実現へ向けての一歩を踏み出します。廃棄繊維のリサイクルの価値を世に広め、その意義を多くの人々と共有していくことで、より持続可能な未来を目指します。

企業情報



colourloopは、古着を色で分けるという新しいリサイクル技術を用い、循環型社会の実現を目指す企業です。TEXLAM®︎ボードやリサイクル糸のReprit®︎など、新素材の開発を進めています。

この画期的なプロジェクトに参加し、古着の新しい未来を共に作り出しましょう!


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