からあげグランプリ® 第17回授賞式レポート
2026年4月10日、大分県中津市のヴィラルーチェで行われた、第17回からあげグランプリ®授賞式が、今年初めての地方単独開催として注目を集めました。この日、全国から集まった評価者や唐揚げ職人たちの熱気が会場を包み込みました。
地元の誇りを胸に
授賞式の冒頭、日本唐揚協会の会長であるやすひさてっぺい氏は、これまで何十年も通ってきた中津の地での開催に感無量と語りました。「この場所で式典が行われることは、唐揚げ業界にとって非常に意味のあることです。地域の方々への感謝が溢れています。」と感謝の意を示しました。
実際、会場には中津の唐揚げ専門店や他の地域のカラアゲニストが集まり、11部門での表彰や「唐揚げに関する共同宣言」など、数々の盛り上がりがありました。特に、地元店舗の強さが際立ち、たくさんの金賞受賞が発表されました。
からあげ業界の進化
八木宏一郎専務理事は、唐揚げ専門店の現状について次のように述べました。「コロナ禍を乗り越え、専門店は急増し、今や3669店舗に達しています。これまでの『最高に美味しい』が今では「普通」とされるほど、技術の底上げが進んでいる。」と、業界全体のレベルアップについて語りました。
これに続いて、熊谷真菜氏と料理芸人のクック井上。氏も壇上に上がり、唐揚げの進化について熱く語り合いました。特に、最近のスーパーのからあげが専門店に迫るレベルに達しているという意見が現れ、業界内の激しい競争が伺えました。
世界を目指す『KARAAGE』
また、会場では海外への展開についても話題が挙がりました。熊谷氏は、現在『KARAAGE』が世界で通じる言葉になっていることを語り、「日本の唐揚げ文化を世界に広める時期が来ています」と期待を寄せました。これは、国内だけでなく国際的な評価も高まっていることを示しています。
共同宣言の歴史的な意味
さらに、中津市と宇佐市の市長によるトークセッションでは、新たなプロジェクト「KARAAGE CITY PROJECT」の発表が行われ、両市が平和と笑顔を届けることを目的とした協力を表明しました。この共同宣言は、唐揚げを通じて文化を継承し、地域の発展につなげる重要な一歩となります。
ミステリーカラアゲニストの導入
今回の授賞式では、全国26万人を超えるカラアゲニストによるミステリー審査が本格的に導入され、受賞者は真の実力店として認識されるようになりました。この試みは、一般の人々が日常的に味わう唐揚げの質を向上させることにつながっています。
「ベストカラアゲニスト2026」の栄光
特筆すべきは、一般投票の結果、受賞者に選ばれた赤城ウェンさんや日向もかさんをはじめとしたタレントたちが唐揚げへの情熱を語ったことです。彼らの言葉から、唐揚げ愛が伝わってきました。
最後に
第17回からあげグランプリ®は、ただ美味しい唐揚げを選ぶだけでなく、その背景にある人々や文化を深く知る貴重な機会でもあります。唐揚げを通じて築かれるコミュニティの温かさ、そしてその味を享受する喜びは、今後も多くの人々に広がっていくことでしょう。