和歌山市が進める財務会計システム更新プロジェクトの全貌

和歌山市では、長年運用されてきた財務会計システムを新たに更新し、その機能向上を目指しています。すでに10年目を迎えるこのシステムは、平成28年度に導入され、平成29年度から本格運用が開始されました。これに伴い令和10年度から新システムへの移行を計画しています。

更新の背景と目的

新システムの更新は、文書管理や電子決裁システムとの整合性を図り、より効率的でデジタル化された業務運営を実現するための重要なステップです。特に、昨今のデジタル社会において事務作業の効率化は欠かせない要素となっており、和歌山市でもこれに重きを置いています。今回の情報提供依頼（RFI）は、システムの具体的な仕様や要件について業者からの意見を集める目的で行われます。

提供される情報と依頼内容

情報提供依頼書には、新システムに関する概要や運用に必要な要件が詳述されています。業者は、これをもとに導入可能性や費用を検討し、和歌山市に対して提案を行うことが期待されています。これにより開発元は、和歌山市のニーズに沿った最適なシステムを提供できるようになります。

参加方法と留意点

参加希望の業者は、指定された形式での情報提出が求められています。特に業者にとって注意が必要なのは、提供された資料は本情報提供以外に使用してはならず、契約や選考に直接つながるものではないという点です。また、回答を求められた場合は、指示された様式に従って提出する必要があります。

今後の展望

今後、和歌山市は集められた情報を基に効果的なシステム革新を進め、予算編成に備えます。この取り組みが成功すれば、業務の効率化だけでなく、市民へのサービス向上にもつながると期待されています。デジタル化の進展がもたらす変化に注目が集まっています。

お問い合わせ先

情報提供に関する問い合わせについては、和歌山市総務局デジタル推進課へ直接ご連絡ください。必要な情報を迅速に取得し、業務の円滑化に向けた一助となるよう努めています。

和歌山市の財務会計システム更新は、市のデジタル化を進めるたびに重要な一歩です。市民の皆様にも、今後の動向に注目していただきたいと思います。