歌舞伎の魅力と映画『国宝』の舞台裏
2025年8月29日、新宿にて開催される「プレミアム講座・中村鴈治郎が語る~映画『国宝』から9月新国立劇場「仮名手本忠臣蔵」まで~」では、歌舞伎界の重鎮、四代目中村鴈治郎氏が自身の経験や撮影秘話を語ります。この講座は、中村鴈治郎氏にとっての重要な役割を果たすイベントで、観客との距離を縮める貴重な機会となるでしょう。
中村鴈治郎氏とは
四代目中村鴈治郎さんは、伝説的な歌舞伎俳優であり人間国宝の四代目坂田藤十郎を父に持っています。彼は1976年に初舞台を踏み、その後、さまざまな作品で活躍し続けてきました。特に、上方歌舞伎におけるその貢献度は計り知れません。中村鴈治郎さんの演技は、観客を魅了する多様性と深みを持ち、古典から新作まで幅広い演目に挑戦し続けています。
映画『国宝』の成功
先日大ヒットを記録した映画『国宝』は、公開46日間で観客動員数486万人という驚異の数字を叩き出しました。この映画に出演する中村鴈治郎さんは、作品内での「歌舞伎指導」にも関与しています。今回の講座では、彼が経験した撮影裏話や、映画における歌舞伎の役割についてもお話される予定です。
児玉竜一教授との対談
イベントでは、早稲田大学の児玉竜一教授が対談の聞き手を務めます。児玉教授は歌舞伎文化に精通しており、その研究成果を通じて、観客とともに深い議論を交わすことが期待されています。
新國立劇場「仮名手本忠臣蔵」について
さらに、9月に予定されている新国立劇場での「仮名手本忠臣蔵」の初役についても語られます。これは中村鴈治郎さんにとって新しい挑戦であり、どのような役柄になるのか、ファンにとっても注目のイベントです。
参加方法と詳細
講座は対面参加とオンライン視聴の2通りから選べ、定員は会場参加が100人、オンラインが500人予定しています。参加費用は、会場参加(歌舞伎公演チケット付き)が13,164円(税込)、歌舞伎公演チケットなしの場合は5,665円(税込)。オンライン視聴は4,235円(税込)と、お手軽に歌舞伎の魅力を体験できるプランが用意されています。
まとめ
この講座は、歌舞伎の本質や中村鴈治郎氏の魅力に直接触れる貴重な機会です。特に、映画『国宝』の撮影秘話や次のステップである新国立劇場での役作りについて興味がある方には、絶好のチャンスです。興味のある方は、お早めに参加を申し込むことをお勧めします。歌舞伎の魅力に触れ、この伝統芸能をより深く理解するための場として、友人や家族を誘っての参加も素晴らしい体験となることでしょう。