ダブリンにNEXTAGE
2025-09-08 09:38:17

株式会社NEXTAGE、ダブリンに初の海外拠点設立でわさび栽培を世界展開へ

株式会社NEXTAGEがダブリンに海外拠点設立



株式会社NEXTAGE(東京本社、代表取締役:中村 拓也)は、2025年8月にアイルランド・ダブリンに初めての海外拠点「NEXTAGE Lab Inc.」を設立します。この新しい拠点は、EU市場への本格的展開を進めるための重要な一歩となります。日本国内での安定生産を実現している独自の屋内型わさび水耕栽培モジュールの開発を通じて、製品の品質を提升しつつ、今後はイギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペインなど、日本食の需要が高いEU諸国へのわさび栽培モジュールの販売を加速します。

ダブリン選定の理由



ダブリンが拠点に選ばれた理由は、戦略的立地や気候条件、既存社員の在住など、4つの要素に起因しています。

1. EU市場へのアクセス性
ダブリンはEU圏へのアクセスが容易で、Brexit以降もボーダレスなビジネス展開が可能な拠点です。特に、物流や営業活動の効率が高まり、他地域への広がりも期待できます。

2. 適した気候条件
海洋性気候のダブリンは、わさび栽培にとって理想的な環境を提供します。温暖な冬と涼しい夏により、安定した生産が可能です。

3. 在住社員の存在
現地に住む社員がいることで、初期費用の削減やオペレーション効率が向上し、立ち上げ速度が加速します。

4. テクノロジーの集積
シリコンバレーを含む多くのIT企業が集まり、政府もスタートアップを支援するエコシステムが作られています。

実証栽培施設とショールーム機能



ダブリンの拠点では、まず屋内型のわさび水耕栽培施設を設立し、日本同様の品質での生産ができることを実証します。同時に、現地営業担当たちが欧州の飲食業者、シェフ、卸業者に向けて販路の開拓を進めるためのショールーム機能も兼ね備えます。

中村代表のコメント



株式会社NEXTAGEの中村代表は、欧州や米国におけるわさび市場の成長を受け、今回の海外拠点設立によって更なる展開が可能になると期待を寄せています。また、日本食、特に寿司や和食への関心が高まる中、安定した高品質のわさび供給が重要な課題であると語ります。

菊澤氏の見解



NEXTAGE Lab Inc.のディレクターを務める菊澤佑也氏は、現地での「本物のわさび」というニーズに応えることの重要性を訴え、日本の食材のポテンシャルを最大限に引き出す場としたいと強調しています。テクノロジーを活用し、持続可能なわさび栽培産業を確立するという挑戦にワクワクを隠せません。

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株式会社NEXTAGEは、アグリテックビジネスの先駆者として、わさび栽培モジュールの製造・販売や研究開発に取り組んでおり、今後も技術革新を進めながら食文化を世界に広めていく所存です。

公式ウェブサイトはこちら


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