第9回ソイオイルマイスター検定がやってくる!
2025年10月3日から10月19日まで、全国各地で「ソイオイルマイスター検定」が開催されることが発表されました。この検定は、大豆から抽出される植物油、『大豆油』についての知識を深めるためのものです。開始されたのは2017年で、これまでに576名のソイオイルマイスターが誕生しました。
受検概要
試験は全国47都道府県に設置されるテストセンターで行われ、受検申し込みは2025年9月19日から10月12日まで。試験はコンピュータを用いて実施され、受検料はソイオイルマイスターが3,000円(税込)、上位資格のソイオイルマイスタープロが5,000円(税込)です。合格者には、合格証や表彰状、記念品が授与されます。
講座で大豆の知識を身につけよう
昨年から、服部栄養専門学校でソイオイルマイスターの試験対策講座が開かれています。今年は、その内容を動画教材として公式サイトに掲載予定です。この講座を担当するのは、ソイオイルマイスター1期生の藤橋ひとみさん。自身の健康管理や食生活の見直しをきっかけに大豆に強い関心を持ち、大豆関連の資格を数多く持つ専門家です。
サステナビリティについて
米国産大豆のほとんどは、サステナブル認証を受けたもので、これは28万戸以上の大豆生産者が参加する自主的プログラムによるものです。持続可能な農業に配慮した取り組みが行われており、2018年には東京オリパラの調達基準にも適合しました。こうした取り組みが評価され、現在、日本に輸入されるアメリカ産大豆の大部分が、サステナブルな大豆に切り替えられています。
大豆油の重要性
日本では、大豆油やサラダ油など植物油向けに使用される大豆が約7割、納豆や豆腐、豆乳といった大豆食品向けに加工されるものが約3割と、大豆は私たちの食生活に密接に結びついています。ソイオイルマイスターとして、日米の食のパートナーシップを担うことが期待されています。また、検定試験で高得点を取得した方には、アメリカの大豆生産地を訪れる視察研修のチャンスも用意されています。
検定の内容と対象者
この検定は油脂業や食品業界の方にとっても重要で、管理栄養士や料理人、調理師専門学生など、幅広い層が受検対象となります。出題内容は、大豆油の特徴や機能性、健康効能、サステナビリティに関する知識など多岐にわたります。
この機会に、大豆の魅力とその知識を深めて、未来に向けたスキルを身につけてみませんか?
詳細は、公式サイトをご確認ください。
ソイオイルマイスター検定公式サイト