文楽新春公演
2025-12-26 20:00:31

新春を迎える国立文楽劇場の魅力的な公演プログラム

国立文楽劇場の初春文楽公演



新年の到来を寿ぐ特別な公演、初春文楽公演が、国立文楽劇場にて1月3日より開催されます。今年も多彩な演目が揃っており、文楽ファンにはたまらない内容となっています。特に28年ぶりという歴史的な復活を遂げる『新薄雪物語』は、多くの観客に新たな感動を与えることでしょう。

第1部の魅力



初日の幕開けは、『寿式三番叟』から始まります。この演目は祝いの舞が印象的で、観客にとって新年を祝福する特別な瞬間をもたらします。その後、続く『摂州合邦辻』では、複雑な人間関係が織りなすドラマが展開されます。主役である玉手御前が与えられた運命に立ち向かう姿は、多くの人の心に響くことでしょう。特に、玉手御前が告白する感動的な瞬間は、ぜひ生で観ていただきたいところです。

第2部での感動のクライマックス



第2部では、『新薄雪物語』が登場します。この物語は、清水寺の桜が絶景である中、恋に落ちた園部左衛門と薄雪姫の切なくも美しい恋物語を描いています。しかし、彼らは鎌倉時代の権力闘争に巻き込まれ、苦難に直面します。親たちが子を守るために選ぶ行動は、観客に深い感動を与えることでしょう。

第3部の名作



最後の第3部では、『壺坂観音霊験記』と『連獅子』が上演されます。『壺坂観音霊験記』は、愛し合う夫婦が困難に立ち向かう姿を描いており、温かい感動を呼び起こします。また、『連獅子』では、歌舞伎でもおなじみの人気演目です。文楽特有の三頭獅子の舞は、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了します。

お正月の特別な体験



今年の初春文楽公演では、舞台上に「にらみ鯛」や「大凧」が設置され、新年の風情を感じられます。さらに、大凧に描かれる干支文字は、清水寺の貫主による特別な揮毫です。そして、公演期間中に来場したお客様には、オリジナル手ぬぐいの抽選プレゼントも用意されています。お正月のお祝いを文楽で過ごすことは、特別な体験になること間違いなしです。

チケット情報



公演は、1月3日から7日までの期間で行われます。各部ごとに、一般料金と学生料金が設定されており、障害者割引も利用できます。チケットは国立劇場チケットセンターから購入できるため、早めの予約をお勧めします。

新年の始まりを文楽で体感し、特別な思い出を作りましょう。皆様のご来場をお待ちしております!


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

関連リンク

サードペディア百科事典: 国立文楽劇場 初春文楽 新薄雪物語

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。