荒川区の魅力を再発見するメラミュージカルオーディション
5月10日、東京都荒川区の「ゆいの森あらかわ」にて、区民参加のミュージカル「
あらかわ宝物さがし物語PART3」の出演者オーディションが行われました。このイベントは、荒川区の魅力を、多世代の参加者を通じて発信することを目的としています。
オーディションの背景
今回のミュージカルは、テーマを「
魅力発信あらかワンダーランド」とし、参加者が荒川区の歴史や文化を学びながら、その魅力を演じることで、観客の心にも荒川区を好きになってもらうことを狙っています。これにより「ふるさと荒川」の素晴らしさを改めて認識してもらうことが目的です。これまで、荒川区では区制80周年(2013年)と85周年(2018年)を記念して、区民参加型のミュージカルが実施されており、今年はその続編として期待が高まっていました。
応募者の多様性
この日、オーディションにはなんと75名が応募し、年齢は小学1年生から86歳までと実に幅広い参加者が集まりました。開始に先立ち、荒川区地域魅力発信実行委員会の委員長を務める小林清三郎氏から挨拶があり、続いてミュージカルの脚本と演出、音楽を担当する寺本建雄氏がその内容について解説しました。寺本氏は、熱意に溢れた説明の中にユーモアを交え、参加者たちの緊張を和らげる効果をもたらしました。
オーディションの内容
オーディションでは、参加者たちは子どもグループと社会人グループに分かれ、歌やステップ、セリフの読み上げ、さらには特技の披露も行いました。様々な個性が光る中、参加者たちのミュージカルに対する熱意が感じられました。また、講評では寺本氏が「今は上手くなくても、これからの練習で皆で力を合わせて熱いステージを作ろう」とコメントし、参加者たちを更に鼓舞しました。
これからの展望
オーディションの結果は後日発表され、合格者は12月14日(日)に行われる公演に向けてレッスンを重ねていくことになります。この日のオーディションを経て、参加者たちは新たな仲間と共に、舞台に立つ日を心待ちにしています。荒川区の文化と魅力を発信するこのミュージカルが、どのような形に仕上がるのか今から楽しみです。
まとめ
地域の人々が力を合わせて作り上げるミュージカルは、ただの芸術作品ではなく、荒川区そのものを体現する素晴らしい機会です。「あらかわ宝物さがし物語PART3」を通じて、参加者たちも観客も共にこの地域を再発見し、多くの人々が荒川区の魅力に気づくきっかけとなります。今後の進展に期待しましょう!