#ライブイベント #マイナンバーカード #不正転売

マイナンバーカードでライブイベントのチケット不正転売対策を実施する実証実験

マイナンバーカード活用の新たな試み

デジタル庁が発表した最新の施策として、ライブイベントにおけるチケットの不正転売防止および業務効率化を目的とした実証実験が行われることが明らかになりました。この実験では、マイナンバーカードを利用し、本人確認を行うことで、より安心してイベントを楽しむための仕組みを構築します。

実験の背景

近年、音楽ライブやフェスティバルなどのチケットは、需要が高まる一方で、不正転売が問題となってきました。多くのファンは、炎上した価格設定や購入の困難さに頭を悩ませており、健全なチケット購入環境の整備が求められています。デジタル庁はこうした課題を受けて、マイナンバーカードを用いた新しい試みを導入することにしました。

実証実験の詳細

今回の実証実験は、株式会社ドリームインキュベータとplayground株式会社の協力のもと、2025年3月に行われる人気イベント「モーニング娘。’25 小田さくらバースデーイベント」と「Hello! Project ひなフェス 2025」を舞台にしています。これらのイベントでは、事前にマイナンバーカードによる本人確認を行い、その結果に基づいてチケットの販売を実施します。

具体的なフロー

1. 申し込み: イベントに参加希望の方は、指定された期間内に申し込みを行います。
2. 本人確認: 申し込み時にマイナンバーカードを使って本人確認を行い、確認が取れた方にチケット購入の権利が付与されます。
3. 抽選と発表: 抽選で選ばれた方には、チケットが提供される仕組みです。