菊池広輔、初のEP『Kosuke Kikuchi Plays Rei Ishizuka Piano Works』をリリース
2022年11月26日にデビューシングルをリリースした菊池広輔が、待望の初EP『Kosuke Kikuchi Plays Rei Ishizuka Piano Works』を、本日12月26日に配信しました。この作品は、音楽出版社Virgoのレーベル「DICT Records」から発表され、話題を呼んでいます。
本EPには、石塚玲依によるピアノ作品集『イーゼルの上の音楽』から選ばれた4曲が収録されています。この4曲は、2024年に作曲されたもので、今回が実演としての世界初録音です。楽曲は多彩でエキサイティングな表現にあふれ、リスナーに新たな音楽体験を提供します。カバーアートは、アートワークを手掛ける熊谷ゆ〜ほの作品で装飾されています。
音楽家の自立を目指したプロジェクト
菊池広輔のEPリリースは、2025年に発足予定の「DICT Music DAO Classics」の一環として位置づけられています。このプロジェクトは、Web3.0とDAOを駆使して作曲家の作品を自律分散的に制作し、楽曲の「演奏権」などをコミュニティに開放することで、作曲家と演奏者のより良い活動環境を創出し、新しいクラシック音楽文化を確立することを目指しています。
これまでに、多くの人気作曲家が新たな楽曲を書き下ろしており、菊池はそのモデルケースとして活躍することが期待されています。本プロジェクトは、次世代の音楽家や兼業音楽家にとっての新たなチャンスを提供し、リスナーにも新しい音楽の楽しさを届けたいとしています。
EPに収録される楽曲について
EPに収録されている楽曲は以下の4曲です:
1. 星図の鳥たち(イーゼルの上の音楽より)
2. ルリビタキ(イーゼルの上の音楽より)
3. 不透明な精霊(イーゼルの上の音楽より)
4. 水光を紡ぐ人魚(イーゼルの上の音楽より)
石塚玲依の独特のスタイルと菊池の演奏技術が織り交ぜられ、まさに聴きごたえのある作品に仕上がっています。菊池の演奏によって、この作品集がどのように表現されるのか、期待が高まりますね。
菊池広輔と石塚玲依について
菊池広輔は東京音楽大学を卒業後、フランスで研鑽を積んだ実力派ピアニストです。彼は多くのコンクールでの受賞歴があり、オーケストラとの共演も行うなど、活動は多岐にわたります。また、後進の育成にも力を入れ、次世代の音楽家を支援することにも努めています。
一方、石塚玲依は、多くのアニメ作品や映画の音楽を手掛けてきた実力派作曲家です。彼女の作品は、現代音楽の要素を取り入れた独自のスタイルが特徴で、聴く人の心に響く魅力があります。
まとめ
菊池広輔の新EP『Kosuke Kikuchi Plays Rei Ishizuka Piano Works』は、音楽の革新に向けた第一歩であり、これからの音楽シーンにおいて注目のプロジェクトとなるでしょう。音楽ファンはぜひ、菊池の素晴らしい演奏と石塚の新しい楽曲を楽しんでください。ストリーミングやダウンロードは
こちらからご利用いただけます。