『ベッカンコおに』
2026-08-12 17:44:46

狂言師が主役の児童劇『能楽堂・音楽劇ベッカンコおに』上演決定!

能楽堂で繰り広げられる新たな物語:『音楽劇ベッカンコおに』



日本の伝統文化を身近に感じられる機会として、一般社団法人善竹狂言会が「能楽堂を知るプロジェクト」を立ち上げました。その第一弾として、9月に上演されるのが「能楽堂・音楽劇ベッカンコおに」です。この児童劇は、これまで4,000回以上も上演されてきた作品が、装いを新たに能楽堂で生まれ変わるものです。

作品の魅力:感動的なストーリー



原作はさねとうあきらによる民話風の児童劇で、監修・脚色を手がけるのはふじたあさや氏です。本作では「鬼と人」の接点を描き、心温まるストーリーが展開されます。目の見えない少女・ゆきと、恐れられながらも優しい心を持つ鬼・ベッカンコおにが織り成す友情の物語です。二人の出会いとすれ違い、そして絆の深まりが描かれ、観客の心を揺さぶります。

この物語では、鬼も人も孤独を抱えている存在であり、互いを想い合う姿が大きなテーマとして描かれています。最終的に、おにの愛がどのように明らかになるのか、その結末にも期待が高まります。

演出に込められた工夫



本作では、演出においても新たな試みがなされています。大蔵流狂言方の善竹大二郎氏が主演し、茂山千三郎氏やミュージカル界の石鍋多加史氏らが脇を固めます。演出スタイルは能楽堂に合わせて一新され、狂言由来の「装束」を衣装として取り入れています。音楽には琴や尺八などの邦楽要素が取り入れられ、伝統の魅力が感じられる仕上がりとなっています。また、現代語の台本を用いることで、より多くの子どもたちに親しみやすい内容となっています。

特典と楽しみ方



特筆すべきは、小学生が無料で観劇できるGB席の存在です。大人1名に対して小学生2名までが対象となり、家族で楽しめるコストパフォーマンスの高い機会となっています。さらに、PS(プレミアムS)席購入特典として、勝手におににちなんだ「ベッカンコおに御膳」を楽しむことができるプランもあります。このお膳は本公演限定の特別なメニューで、観劇前に舞台をイメージしたオリジナルの料理を味わえることが魅力です。

チケット情報



公演は2026年9月に渋谷の国立能楽堂で行われ、チケットはすでに販売中です。PS席や一般席のほか、プレビュー公演も設けられており、選択肢は豊富です。子どもたちにとっても貴重な文化体験となる今回の公演は、家族での観劇を通じて、日本の伝統文化への理解を深める絶好の機会となるでしょう。

最後に



能楽堂での「音楽劇ベッカンコおに」は、伝統的なストーリーと新たな演出が融合した、感動的な作品です。これを機に、ぜひ劇場に足を運び、特別なひとときを体験してみてください。次世代の文化を担う子どもたちにとって、忘れられない思い出になることでしょう。


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