日本ロレアルの能登半島地震復興支援活動についてのレポート

日本ロレアルの能登半島地震復興支援活動

日本ロレアル株式会社は、2024年1月に発生した能登半島地震に対して積極的に復興支援を行ってきました。化粧品業界のリーダーとして、被災地の方々を中長期的に支援する取り組みを続けています。

初期の寄付活動

地震が発生した直後、ロレアルは社員を対象にマッチングギフトの寄付を募りました。その結果、181名の社員から集まった約209万8010円の寄付金に加え、会社からも同様の額が寄付され、総額419万6018円が3つのNPO団体に寄付されました。この支援先には、認定特定非営利活動法人ジャパンハート、ピースウィンズ・ジャパン、全国こども食堂支援センター・むすびえが選ばれました。

女性へのギフト提供

2024年12月からは、七尾市、輪島市、珠洲市に住む女性たちに向けて4,000個のギフトを贈呈。化粧水や日焼け止め、クレンジングジェル、ミニリップなどの製品が含まれ、寒い時期に温かいメッセージと共に届けられました。この取り組みは、被災者の心に寄り添うプロジェクトの一環です。

今後の支援プラン

さらに、2025年1月には被災地女性への相談支援と居場所提供を中心としたプログラムを開始予定です。震災によるジェンダーギャップ問題が浮き彫りになる中で、女性が直面している課題に対応するため、専門の相談員が派遣されることとなります。メンタルヘルスやウェルビーイングを向上させるために、安心して過ごせる場所を提供することが目的です。

ロレアルの姿勢

日本ロレアルは、支援活動を通じて被災された方々に寄り添い、一日でも早い復興を目指します。復興には時間がかかりますが、各段階のニーズに応じた柔軟な支援を続けていく考えです。

ロレアルグループに関する情報

ロレアルグループは、115年以上にわたり美容・化粧品業界のリーダーとして、多くのブランドを展開し、持続的な発展に取り組んでいます。社会貢献、環境保護、倫理的行動を重視した企業姿勢で世界中の消費者に愛される製品を提供しています。日本ロレアルは1963年から日本市場に参入し、2,300名の社員と共に、地域に根ざした製品開発を行っており、今後も地域社会への貢献を続けていく予定です。