パリメンズファッションウィークで初公開された「JAPAN 9」
この度、2023年のパリ・メンズファッションウィークにおいて、カジュアルライフスタイルブランドである’47が「JAPAN 9」を初披露しました。このプロジェクトは、日本のファッションの新たな可能性を引き出し、世界に発信するための取り組みとして、POGGY氏をキュレーターに迎えて展開されています。
プロジェクトの背景について
’47は、1947年に米国ボストンで創業し、当初はスポーツ記念品を販売していたブランドです。近年は、アパレルやヘッドウェアを展開し、NFLやMLBなどのアメリカの主要プロスポーツリーグとも提携しています。そんな’47が本プロジェクトに力を入れる理由は、国内のファッションブランドが国際舞台で評価されるチャンスを広げたいという思いから。
POGGY氏はファッションキュレーターとして長年の経験があり、TOKYO FASHION AWARDに初年度から関与し、審査員も務めています。「日本のブランドが海外で受け入れられることの難しさを痛感している」と述べ、JAPAN 9がその架け橋になることを期待しているとコメントしています。
参加ブランドとその特徴
JAPAN 9には、以下の9つの次世代ブランドが参加しています:
1.
ANCELLM - デザイナー山近和也がトップアイデアを持ち、経年変化を「美しさの成熟」と捉え、独自の加工技術を用いた服を展開しています。
2.
beta post - 観る人の思考を促すことをテーマに、ファッションの枠を超えた文化観察に基づくプロダクトを提供。
3.
KANEMASA PHIL. - 和歌山に拠点を置くニットメーカーが生み出す独特な生地を活かし、未来の服を追求。
4.
KHOKI - プレイフルなデザインが特徴で、毎日を豊かにする服を提案。国際的な受賞歴も持つ注目のブランド。
5.
mister it. - 大阪出身で、世界的デザイナーとしての経歴を持つ砂川卓也が手掛けるコレクション。
6.
mukcyen - 彼女の背景を通じて、身体と衣服の関係を問い直した独自性のあるスタイルを展開。
7.
PROLETA RE ART - リメイク素材のアート性を前面に出した、持たざる者のためのオーダーメイドスタイル。
8.
ssstein - 引き算の美学を追求し、男女問わず美しいシルエットを提供するブランド。
9.
YOKE - 複数の人々のつながりを大切にし、服作りの過程を反映したデザインを展開。
世界に発信する意義
「JAPAN 9」は、単なる展示ではなく、日本のクリエイティビティや技術力を国際的な舞台で評価されるきっかけとなります。’47は2026年に日本国内でこのプロジェクトの成果物を販売する予定で、さらなる広がりを見せる期待が高まっています。
世界のファッションシーンにおける日本の存在感を再確認するこの機会を逃さず、新たなスタイルと文化を楽しみましょう。JAPAN 9の展示を通じて、次世代のファッションの波を感じ、その可能性を探る旅に出てください。