横須賀の青春が詰まった新名物カレー
2024年3月、横須賀ポートマーケットで特別な「レシピ開発ワークショップ」が行われました。地元の高校生たちが参加し、旅するシェフ、吉田友則さんの指導のもとで新しいカレーを創り上げるという意義深いイベントが開催されたのです。高校生たちは、横須賀のカレーの歴史を学び、3種類のカレーを実際に試食する機会を得ました。
その中で特に印象に残ったのが「大根をベースにした白いカレー」。このカレーは、横須賀近郊の三浦市で採れる新鮮な大根とワカメからインスパイアされたもので、食べた人々の心を捉えて離しませんでした。高校生たちは、このカレーの不思議なクリーミーさとスパイシーな味わいに驚き、「新食感」「香り豊かで美味しい」と絶賛しました。この反響を受けて、2024年に行われる「よこすかカレーフェスティバル2024」にて販売が決定しました!
大根カレーの名前の由来
販売に向けて、白い大根カレーは「Radica(ラディカ)」という名前に決まりました。「Radica」はイタリア語で「根っこ」や「根付く」を意味し、このカレーが横須賀の新たな名物として地域に根付いていくことへの願いが込められています。
高校生たちも参加しながら製造プロセスが進められましたが、特に注目すべきは、その栄養価と新しい味わいです。2024年5月18日・19日に開催された「よこすかカレーフェスティバル2024」では、前回の反響を受けて500食の限定販売が行われました。お客様からは「朝に食べたくなる味」「爽やかで美味しい」といった賞賛の声が寄せられ、このカレーの人気が証明されたのです。
レトルト商品化の過程
非常に好評を得たことを受け、即座にレトルト商品化が決定されました。レトルトにする過程では食材が凝縮され、その美しい白色は失われることもありますが、その反面、大根の甘さは一際際立ちます。
旅するシェフ・吉田友則さんの監修のもと、大根のさっぱりした味わいと共に、ワカメや昆布から引き出される旨味がうまく融合したレトルトカレーが誕生しました。このカレーに使われる大根は、すべて横須賀産のもので、その土地の風味が詰め込まれています。
食べやすさと幅広いニーズに対応
また、Radicaは特定原材料8品目を排除しているため、アレルギーを持つ方にも安心してお楽しみいただけます。すべて植物性の素材のみを使用しており、多様な食の背景を持つ方々にも楽しんでいただけるカレーに仕上がっています。
5月末には、横須賀でリリースイベントが予定されており、その後もさまざまなイベントで出店販売される予定です。商品の詳細や販売情報は、公式のInstagramやホームページで随時更新されるので、ぜひフォローしてお待ちください。カレーの新しい楽しみ方を見つけてみてください!