J-オイルミルズの新たな取り組み
株式会社J-オイルミルズ(東京都中央区、CEO:春山裕一郎)は、業務用油脂製品において賞味期限表示を「年月」形式へと変更し、賞味期間の延長を行うことを発表しました。この新しい取り組みは2026年1月より順次実施予定であり、すべての業務用油脂製品に適用される予定です。
賞味期限表示の理由
現在、J-オイルミルズは家庭用の油脂製品において既に賞味期限を「年月」表示に変更しており、業務用の製品でも同様の手法を採用することにより、管理の効率化が期待されています。具体的には、これまでの「年月日」表示から「年月」表示に変更することで、同じ期限の商品をまとめて管理できるようになり、物流や在庫管理の負担が大幅に軽減される見込みです。
新たな取り組みの影響
また、賞味期限の変更に伴い、一部製品では賞味期間が最大で7カ月も延長されることになります。これにより、企業としては食品ロスの削減にも寄与することができると期待されています。日本では年間464万トンもの食品が廃棄されている現状があるため、このような取り組みは非常に意義があるものです。
持続可能な社会の実現へ
J-オイルミルズは、環境負荷や労働負荷を軽減するさまざまな施策を通じて、企業理念である「おいしさ×健康×低負荷」を実現しようとしています。この理念に基づいて、人々や社会、環境にとっての喜びを創出することで、持続可能な社会の実現に貢献していくとのことです。
対象製品と変更内容
業務用油脂製品の中には、賞味期限を「年月」に変更し、一部製品では賞味期間を最大で7カ月延長する変更が実施されます。ただし、一部の製品は対象外となりますので注意が必要です。
この新しい試みは、食品業界全体において期待される変革の一環として位置づけられています。J-オイルミルズは、このような多角的なアプローチを通じて、持続可能な社会へ向けた取り組みを進めていくことを表明しています。
詳細な情報や製品情報は、公式ウェブサイト
https://www.j-oil.com/を参照してください。J-オイルミルズは、これからも革新的なアイデアや取り組みを通じて、業界をリードし続けることでしょう。